内容説明
いまや芸術は「無価値・無内容」なのか?ボードリヤールによる挑発的現代アート論。
目次
芸術の陰謀
『芸術の陰謀』に関するインタビュー(アンディ・ウォーホルからの出発;私は古い美的価値にノスタルジーをもたない;コメディア・デラルテ;ユートピアと未来の先取りの間の芸術)
美の幻想と幻滅
現代アートのキーワード(本文に登場する人物や事項の簡単な解説)(塚原史)
「芸術の陰謀」というボードリヤールの陰謀―訳者解説・後記に代えて
著者等紹介
ボードリヤール,ジャン[ボードリヤール,ジャン][Baudrillard,Jean]
1929年(ランス(フランス))‐2007年(パリ)。フランス現代思想の代表者のひとり。元パリ大学ナンテール校教授(社会学)。ソルボンヌ大学卒業後、60年代末から現代消費社会の記号論的分析で世界的に注目された。その後、オリジナルとコピーの対立を超えるシミュラークル概念を導入、現実以上にリアルなハイパーリアリティとシミュレーションの時代を先駆的に論じ、9・11以降は、グローバリゼーションと和解不能な他者性の同時進行のうちに時代の徴を読みとる独自の思想で波紋を呼んだ
塚原史[ツカハラフミ]
1949年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了、パリ第三大学博士課程中退。現在、早稲田大学法学学術院教授。専攻は、フランス現代思想、表象文化論。思想と芸術の先導的な関わりの新たな可能性を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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