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内容説明
『普通ってなんだろう―自閉症児の親になって』―子どもが自閉性障がいであることを知り、葛藤しながらその事実を受け入れていく母親の物語。『「通わない」選択―不登校がもたらしたもの』―受験を控えた小学生の不登校をきっかけとする家族の混乱と再生を通じた親子の成長物語。
著者等紹介
阿蘭ヒサコ[アランヒサコ]
エディター/ライター。早稲田大学教育学部卒業後、出版社勤務を経てフリーランスに。子育て、国際結婚、育脳、異文化コミュニケーションなど幅広い分野で取材・執筆活動を行う
冨部志保子[トミベシホコ]
エディター/ライター。編集制作会社有限会社グルーラップ代表取締役。すこやかな心と身体をテーマに、医療や美容、ライフスタイル全般の取材や原稿執筆、編集制作を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
10
ちょっとしたきっかけで、不登校に関する本を読み続けています。障害を持っていたり、ちょっとしたきっかけが不登校の理由であったり、一概にパターン化できない問題だと感じます。二つの事例の後に、児童育成のためのNPO団体の紹介がありました。参考になる本だと思います。2016/10/24
うるの
3
たまにこういう本を読むと、自分の中の色眼鏡の点検になっていいですね。インクルーシブ教育というワードに興味をひかれました。障害も個性として受け止め、みんな同じフィールドで生きていく。早くそれが「当たり前」の世の中になりますように2019/03/09
はなみずき
2
自閉症の子供と母親のストーリーを漫画で読んだ記憶がある。子供の心を、記憶を、思い出すとかえって、純粋だからこそ、残酷にみえてきたりすることいっぱいある。親はそこそこものを知り、社会性を裏付けに理屈をつけて正しく?まとめようとするけれど。ただ、うまくいえないけど、事の真偽とか正義とか悪義とかは別にして、家族でも他人でも誰か、あなたを信じるって決めたとき、自分にも他人にもほんとうに優しいことできるのではないかな・・・。2010/04/18
ねず
1
普通ってなんだろうってかんがえさせられる本だった。いろんな人があって、自分がどんな人間なのかに気付くというところが印象的だった。2012/04/05
碧子
0
自閉症の息子さんがいらっしゃるご家庭の話。診断が出る前と出た後すぐとそれからの母親の心の動き。母親以外の家族、関わってくれる人たちとの考え方の違いと溝。不登校の息子さんの状況を受け入れ前に進もうとしているご家族の話。何がはじまりなのか本人にもわからない。母親が寄り添って子供の目線になって色々と苦悩している様子に、愛情だなと。