三低主義

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三低主義

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757142398
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0030

内容説明

経済はデフレ、政権は交代、進歩、近代、合理主義といった価値観が揺らいだ現代日本。いま私たちはどのようなライフスタイルを選択すべきだろうか?キーワードは「三低」である。「三低」という視点から、これからの都市、建築、住宅、そして社会のあるべき姿を考える。

目次

第1章 三低の都市、建築って?(進歩の終わりの時代;二〇世紀の都市の死と生;モール化する世界には耐えられない ほか)
第2章 移動と建築(中古マンションをリノベして中古品だけで揃える;隈研吾の原風景;モダンはもっと陰影に富んでいる ほか)
第3章 借りる建築、借りる都市(コーポラティブ賃貸住宅みたいなものがあるといい;古いものを活かす;東京の風土、バナキュラーとは? ほか)

著者等紹介

隈研吾[クマケンゴ]
建築家・東京大学教授。1954年横浜生まれ。東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員などを経て隈研吾建築都市設計事務所設立。主な建築作品=水/ガラス、那珂川町馬頭広重美術館、Great(Bamboo) Wall、長崎県美術館、Lotus House、サントリー美術館、朝日放送新社屋、根津美術館など

三浦展[ミウラアツシ]
カルチャースタディーズ研究所主宰。消費社会研究家。1958年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。株式会社パルコ『アクロス』編集長、三菱総合研究所を経てカルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

13
モテる男が「三高」とされた時代はとっくに終わり、今じゃ「三低」(低リスク、低依存、低姿勢)だと三浦氏は言っていて、これらの要素は建築でいえば、高圧的かつ高層かつ思想的に高尚な「三高」と、それに対する低姿勢、低層、低炭素の「三低」となる。イキがあった対談のよに見えて、どこかギクシャクした印象なのは、三浦氏が隈さんをダシにして、みずからに箔をつけようしているよな加筆修正感が漂うからだろか。隈さんが書く「三低建築家でありたいけど、建築家である限り永遠に三低に到達できないのも真実」とあるあたりが真実かなと。 2017/06/09

ないしょー

5
難しい。第1章は世界の建築家の作品を色々引き合いにだして語っているが、モノを見てない私はいまいちわからず(ググっているとページが進まない)。第2からはとても面白く読めた。「記憶喪失型まちづくり」→人の記憶は土地との結びつきが強い。街が再開発されてしまうとその土地の風景と記憶が変わり、人の記憶もかわってしまう。大きくいうと自分の存在の記憶も一部消えてしまう。。。。印象的だった。2014/01/08

marcy

4
21年2冊目。ストリートから世相を見る三浦展氏と、建築で街づくりの一端を担う隈研吾氏の対話が示唆する方向に日本の街は変わっていくであろう、と確信しつつ、旧来型のマイホーム観に基づく自宅建築や市街地活性化はしぶとく残りそう、とも感じた。所与のものと見なされる建築基準法が戦後の高度成長期以来のもの、という指摘は、日本の家族観や男女役割分担、通勤前提のサラリーマン社会などと同じで、その行き詰まりと底の浅さが露呈しているのが現代なのだ、と再認識した。三浦氏のように不動産とラフに付き合ってみたい、とも感じた。2021/01/01

Ich_co

2
住まいも生き方も「三低」=低リスク・低依存・低姿勢がモテる時代へ。都会の古い家を低賃料で借りて暮らしている、我が家のような層の出現と未来について、隈研吾さんと三浦展さんが解説。この本を読んで隈さんが住宅を語るカンファレンスに参加したけれど、「建築家が手がけるには日本の住宅価格は割に合わない」という発言が印象的。なるほど、各国事情を鑑みると、「持ち家推進」で競争社会を煽ったアメリカは建て売り文化、ヨーロッパは集合賃貸文化。家を建てるって行為は日本人の特殊な欲求なのかも?2012/01/06

mitsuu2005

2
最近は古民家ブームなどの自然素材をつかった建築が流行っている。その流行になぜか乗ってしまった二人による対談。隈研吾の他の建築家に対する評価が面白かった。2010/08/25

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