内容説明
経済はデフレ、政権は交代、進歩、近代、合理主義といった価値観が揺らいだ現代日本。いま私たちはどのようなライフスタイルを選択すべきだろうか?キーワードは「三低」である。「三低」という視点から、これからの都市、建築、住宅、そして社会のあるべき姿を考える。
目次
第1章 三低の都市、建築って?(進歩の終わりの時代;二〇世紀の都市の死と生;モール化する世界には耐えられない ほか)
第2章 移動と建築(中古マンションをリノベして中古品だけで揃える;隈研吾の原風景;モダンはもっと陰影に富んでいる ほか)
第3章 借りる建築、借りる都市(コーポラティブ賃貸住宅みたいなものがあるといい;古いものを活かす;東京の風土、バナキュラーとは? ほか)
著者等紹介
隈研吾[クマケンゴ]
建築家・東京大学教授。1954年横浜生まれ。東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員などを経て隈研吾建築都市設計事務所設立。主な建築作品=水/ガラス、那珂川町馬頭広重美術館、Great(Bamboo) Wall、長崎県美術館、Lotus House、サントリー美術館、朝日放送新社屋、根津美術館など
三浦展[ミウラアツシ]
カルチャースタディーズ研究所主宰。消費社会研究家。1958年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。株式会社パルコ『アクロス』編集長、三菱総合研究所を経てカルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitsuu2005