歌舞伎とプレスリー―私とアメリカ

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757142336
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0022

内容説明

「おばあちゃん子」として昭和一ケタの東京に育った日々から、最後の旧制一高生にして最初の東大教養学部生となり、アメリカ史研究を志す。その人生は八十年の歳月をへてなお、学の途半ば―。しかし、半世紀に及んだ日米にまたがる師、友との思い出は、今ここにあるかと想起されるほど深い。幼少の頃から親しんできた歌舞伎に「日本のこころ」を、米国留学中に聴いたエルヴィス・プレスリーのゴスペル・ソングに「アメリカのこころ」を想い続けてきた、アメリカ史研究の泰斗による知と絆の回想記。

目次

プロローグ
第1章 昭和一ケタ生まれの少年期
第2章 一高から東大教養学部へ
第3章 アマースト・カレッジのアメリカン・スタディズ
第4章 コロンビア大学時代
第5章 ジャスティンとフレデリック
第6章 マディソンの一年間
第7章 ウォーカシャ、そしてハムデン
第8章 総合的アメリカ理解を追い続けて
エピローグ

著者等紹介

本間長世[ホンマナガヨ]
1929年東京生まれ。1953年東京大学教養学部卒業、1960年米コロンビア大学大学院博士課程修了。東京大学教授、東京女子大学教授、国際交流基金日米センター所長、成城学園理事長兼学園長をへて、現在、日本アスペン研究所副理事長。東京大学名誉教授。2002年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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