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内容説明
1963年に放映開始した『鉄腕アトム』は、同年9月にはアメリカで『Astro Boy』として放映が始まる。それを機に多くの日本アニメがアメリカに輸出されていった…。その時、アニメはどのように現地化され、そして受け入れられたのか。吹き替えの指揮をとったディレクター自身による、内側からの迫真の一冊。
目次
アトム、ニューヨークに立つ!
ラッド氏、手塚治虫に会いに行く
鉄人28号と8マン、アトムに続く!
『アトム』の次は『ジャングル大帝』
手塚治虫と虫プロの黄昏―日本製アニメ暗黒時代へ
その他の虫プロ作品の顛末
釣り逃した魚『マッハGoGoGo』
韓国作画の時代始まる
そして一九七八年―十年ぶりに帰ってきた日本のアニメ
一九九五年、『セーラームーン』来襲〔ほか〕
著者等紹介
ラッド,フレッド[ラッド,フレッド][Ladd,Fred]
本名Fred Laderman。1927年オハイオ州都トレド生まれ。オハイオ州立大学を1949年に卒業後ニューヨークのFM局で放送台本係として一年勤務。閉局後は広告代理店に勤務(この頃松下電器に「パナソニック」のブランド名を勧めた)。外国語映画の再編集・吹き替えに腕をふるい独立。手塚治虫、宮崎駿らのアニメ作品の英語吹き替えで全米にANIMEファンを開拓。現在はロサンゼルス在住
デネロフ,ハーヴィー[デネロフ,ハーヴィー][Deneroff,Harvey]
フロリダ州マイアミ市生まれ。父親はフライシャースタジオに勤務。ニューヨーク市立大で映画技術を専攻。南カリフォルニア大で修士、博士号。コロンビア大学で修士。「ハリウッド・レポーター」「アニメーション・マガジン」等に寄稿多数。アニメーション研究学会(The Society for Animation Studies)創設者、元会長。現在はアトランタ州サヴァンナ工芸大教授
久美薫[クミカオル]
ANIME情報サイト「アニメ・ニューズ・ネットワーク」に参加。「アニメーション・ワールド・マガジン」等にも寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。