出版社内容情報
ケンブリッジ大学時代の経験を共有しながら、日本的インテリジェンスの再興とはなにか、教養脳をいかにして磨くのか、縦横無尽に語り合う。
内容説明
人生において、何が大切なのか。激動の現代を生き抜くには、何が必要なのか。イギリスで“知のカルチャーショック”を受けた二人が、アクセル全開で縦横無尽に語り尽くす。教養とは何か、インテリジェンスのあり方、日本的アカデミズムの問題点、言語の翻訳不可能性、古典文学の読み方、魅力的な個性とは、イギリス的知性との対峙法、はては、うんこの話から二人の将来の夢まで、異質な二人の語りから生まれた、教養脳の磨き方。
目次
序章 教養という可能無限
第1章 ケンブリッジ式「教養脳」の磨き方
第2章 古典が育てる「教養脳」
第3章 「教養脳」的に古典を読んでみる
第4章 日本の「教養脳」を磨こう!
終章 汲めども尽きせず
著者等紹介
林望[ハヤシノゾム]
1949年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部国文学科卒業後、同大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授などを歴任。専門は日本書誌学、国文学。エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能楽、評論など、幅広い分野で活躍。1991年に『イギリスはおいしい』(平凡社)で日本エッセイスト・クラブ賞、1992年に『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、1993年に『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経てソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授。2005年に『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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