教養脳を磨く!

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757142107
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ケンブリッジ大学時代の経験を共有しながら、日本的インテリジェンスの再興とはなにか、教養脳をいかにして磨くのか、縦横無尽に語り合う。

内容説明

人生において、何が大切なのか。激動の現代を生き抜くには、何が必要なのか。イギリスで“知のカルチャーショック”を受けた二人が、アクセル全開で縦横無尽に語り尽くす。教養とは何か、インテリジェンスのあり方、日本的アカデミズムの問題点、言語の翻訳不可能性、古典文学の読み方、魅力的な個性とは、イギリス的知性との対峙法、はては、うんこの話から二人の将来の夢まで、異質な二人の語りから生まれた、教養脳の磨き方。

目次

序章 教養という可能無限
第1章 ケンブリッジ式「教養脳」の磨き方
第2章 古典が育てる「教養脳」
第3章 「教養脳」的に古典を読んでみる
第4章 日本の「教養脳」を磨こう!
終章 汲めども尽きせず

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部国文学科卒業後、同大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授などを歴任。専門は日本書誌学、国文学。エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能楽、評論など、幅広い分野で活躍。1991年に『イギリスはおいしい』(平凡社)で日本エッセイスト・クラブ賞、1992年に『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、1993年に『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経てソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授。2005年に『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

11
学問に関する話で、そうなんやね!と思えさせられるに足る内容であり。無知無教養の自分の口からは説明できない教養の話がてんこ盛りの一冊。2019/10/06

tamami

10
昔買って本棚に立てかけて置いたものだが、帯に書かれた「今、求められているのは『総合的な知』である、の文句に引かれて読了した。二人の著者の、特に林さんの日本古典に関する学識の深さに納得。教養というのは、師についたり、一冊読んで免許皆伝というようなものではなく、その気になって少しずつ身に付けていくもの、と分かる。「もののあわれ」の英語訳について、日本の和歌の味わい方についての話など、「そうなのか」と膝を打ちたくなるような話題が随所に盛られていて、現代にも、いや現代にこそ必要な「知」のあり方ではないかと思う。2020/02/24

momogaga

7
勉強の奥深さを教えていただきました。まだまだ日本は、英国に学ぶことが多いことを知ることができました。2015/01/31

つがしゅん

2
ケンブリッジで勉強したくなった。2011/11/29

Humbaba

2
認められるような存在になるためには,自分の専門について充分な知識を持つことはもちろん,それだけではなくて他者の専門に対しても何らかの意見を持てる能力がある必要がある.それこそが教養と言われるものであり,今後生きていく上で大きな力となるものである.2011/09/09

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