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内容説明
激変する自動車産業、一歩抜け出すのはだれか?自らのビジネスの破壊を迫られる大手自動車メーカー。「モジュール化」によってチャンス到来の部品メーカー。これまでにないサービスで主導権を狙うIT企業。成長を促すシンプルな規制が求められる政府。技術と制度に通暁した元経産官僚が、日本のクルマ産業に提言する!
目次
序章 AIがゲームを変える
第1章 激変する自動車産業―AIとモジュール化
第2章 自動運動―モノづくりからサービスへ
第3章 つながる革命―スマート工場とコネクテッドカー
第4章 シェアリングエコノミー―破壊的イノベーション
第5章 だれが成長を妨げるのか―法規制のゆくえ
終章 日本の産業構造をどう変えるべきか
著者等紹介
中村吉明[ナカムラヨシアキ]
専修大学経済学部教授。1987年、早稲田大学大学院修士課程(建設工学)修了、同年、通商産業省(現・経済産業省)入省。産学官連携やイノベーションに関する実務と研究にたずさわる一方、1996年スタンフォード大学大学院経済工学科修士課程修了、2001年東京工業大学大学院経営工学専攻博士課程修了(博士(学術))。経済産業省・環境指導室長、立地環境整備課長、産業技術総合研究所・企画副本部長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
13
図書館で借りる。AI本ではあるが、完全に自動車業界の本である。CASEと呼ばれる未来のトレンドの四要素(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)についてそれぞれ書かれており、世界的自動車業界の動きなども詳しい。その中心にAIがあるというような本。日本の自動車メーカーはどうすべきかというのもあり、Googleやエヌビディアと言った海外企業に未来のコア技術を押さえられる警笛も鳴らしている。日本の系列の話もあり、部品メーカーの下克上も実現性の高い未来に感じる。車好きとしては、魅力ある車を期待したい。2018/04/20
tokkun1002
10
2017年。CASEの全てにAIを絡ませて展開している。AIの中身や具体的な新しい情報はない。ハイウェイトレイン構想は出入口や車線変更などどうするのかな。2018/05/07
人工知能
5
書いてることが浅くてあまり参考にならなかった。2018/05/23
yoshio
2
自動車産業のCASE(コネクテッド、オートノマス、シェアリング、エレクリック)を取り巻く現在の動き(各国、各企業)が具体的に分かる本。 ユーザービッグデータや高精度地図データ化は、まずいことは良く分かり、それに対応した日本政府・企業の動きはあるのも分かったけど、果たしてGAFA や他先行に太刀打ちできるのか…。危機感、感じますね。ますます固定概念に縛られず他を巻き込む実行力が問われる時代です。2018/11/12
アルミの鉄鍋
2
★3 特にAIに固執してる内容でもない。国際ルール戦略読んでると出てくる話。未だに良いもの作れば売れると思ってる日本企業。その間に、海外では、海外の企業同士で市場作って新しいルール作ってるよって話。この動きをいつ、国内企業は気づくんだろう。2018/09/13