出版社内容情報
2017年に100周年を迎える日本のアニメが、次の100年に向かう未来産業のあり方を提示する。
アニメビジネスの未来はどうなる?
2005年をピークに売上が減少していった日本のアニメは、2013年以降は再び売上増の成長期に入った。そして2016年は空前の制作本数が予定されている。日米のテレビ文化・劇場文化や、技術やプロダクションを比較し、ネット配信など新たなメディアも考察して、日本のアニメのさらなる可能性を探る。2017年に100周年を迎える日本のアニメが次の100年に向かう「未来産業」としてのあり方を提示する。
第1章 史上最高売上後の2016年クライシス
第2章 アニメビジネスの歴史とデジタル化への道
第3章 アニメとマンガの関係
第4章 日本とアメリカのメディア生態系
第5章 アメリカがたどった3DCGアニメーションへの道
おわりに――未来産業としてのアニメ
【著者紹介】
1954年生まれ。株式会社ビデオマーケット監査役。著書に『アニメビジネスがわかる』『もっとわかるアニメビジネス』(ともにNTT出版)などがある。
内容説明
2006年をピークに売上が下降していった日本のアニメは、2013年以降は再び売上増の急成長期に入った。そして、2016年は空前の制作本数が予定されている。アニメ制作におけるデジタル化はアメリカから始まったが、日本にも浸透して新たな時代を迎えている。日米のテレビ文化・劇場文化、技術のあり方やプロダクションの制作現場を比較し、ネット配信など新たなメディアも考察して、日本のアニメのさらなる可能性を探る。
目次
第1章 史上最高売上後の2016年クライシス
第2章 アニメビジネスの歴史とデジタル化への道
第3章 アニメとマンガ
第4章 日本とアメリカのメディア生態系
第5章 アメリカがたどった3DCGアニメーションへの道
第6章 まったく変わるアニメビジネス
終章 すべてのアニメはCGになる
著者等紹介
増田弘道[マスダヒロミチ]
1954年北海道生まれ。株式会社ビデオマーケット常勤監査役。社団法人日本動画協会事業委員会副委員長。法政大学卒業後、キティ・レコード入社、トドプレス(現ソトコト)、株式会社ブロンズ新社などを経て、2000年アニメ制作会社マッドハウス代表取締役、2005年株式会社ビデオマーケット取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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