出版社内容情報
好調なドイツ経済を牽引する同族大企業。その強さと社会的威信はどこから来るのか?
ドイツにはBMW、フォルクスワーゲン、ポルシェなど、歴史ある同族大企業が数多くある。同族企業ならではの問題点をかかえつつも、社会的に高く評価され、大企業として成功・存続しているのはなぜか? 日本の多くの同族企業の経営にも大きなヒントを与えてくれる一冊!
序 ドイツ同族企業の社会的威信
第1部 理論編
第1章 所有構造と法的形態
第2章 公益財団と企業統治
第3章 ドイツ企業共同体の思想・歴史的背景
第2部 事例研究
フッガー
クルップ
ツァイス
ボッシュ
ベルテルスマン
BMW
フォルクスワーゲン
ポルシェ
メルク
終章 日本企業への意義――同族資本主義への道
【著者紹介】
1938年生まれ。横浜国立大学名誉教授。著書に『EC企業の研究』(日本経済新聞出版社)などがある。
内容説明
好調なドイツ経済を牽引する、同族大企業。その強さと社会的威信はどこから来るのか?ポルシェ、BMW、VW、ボッシュ、ベルテルスマンなど豊富な具体例から、その「企業統治」の核心に迫る。
目次
ドイツ同族大企業の社会的威信はなぜ高いのか?
第1部 制度・思想・歴史編(所有構造と企業形態;公益財団と企業統治;ドイツ企業共同体の思想・歴史的背景)
第2部 事例編(フッガー;クルップ;ツァイス;ボッシュ;ベルテルスマン;BMW;ポルシェ;フォルクスワーゲン;メルク)
企業共同体から同族資本主義へ
著者等紹介
吉森賢[ヨシモリマサル]
1938年福岡県生まれ。横浜国立大学名誉教授。65年フランスINSEADで経営学修士(MBA)取得。85年モンペリエ第1大学で経済学博士取得。INSEAD准教授、国際大学教授、横浜国立大学教授、放送大学教授などを歴任。専攻は、経営学、国際比較経営、グローバル経営。ドイツ、フランスをはじめとするヨーロッパ企業を中心に、アメリカ企業、日本企業との、統治、倫理、戦略、文化などをめぐる包括的な比較研究に従事してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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