1971年―市場化とネット化の紀元

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757123311
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0033

出版社内容情報

グローバル社会はここから始まった!

ドルと金の交換停止が発表された(ニクソン・ショック)年、固定相場制から変動相場制への転換を模索しはじめて世界経済が「市場化」へと動き出した年、ネット社会の起点となるマイクロプロセッサが生まれた年、はじめてEメールアドレスに「@」が使われた年、1971年。
同年、駆け出し記者となった著者は、グローバル経済の転換点に立つ。

序 章 1Q71後の世界で
第1章 辛亥の年明けて――佐藤栄作は静かな年を願った
第2章 太陽が動いた――ニクソン賭けに出る
第3章 スミソニアン体制成らず――水田三喜男、コナリーと対す
第4章 通貨、商品になる――メラメドが仕掛けた
第5章 ネット社会へ――マイクロプロセッサ生まれる
第6章 広がる市場の領分――ゲイツの「究極のマーケット」
第7章 ハイエク最後に笑う――愛弟子サッチャーの革命
終 章 スミスとチャーチルの世界に

【著者紹介】
1948年生まれ。日本経済新聞本社コラムニスト。日本経済新聞入社後、経済部、社会部を経て、論説委員兼編集委員、論説副主幹兼編集委員を歴任。長年にわたり同紙朝刊1面コラム欄「春秋」を担当。

内容説明

通貨の変動制移行にともない世界経済が「市場化」に動きだした年、ネット社会の起点となるマイクロプロセッサが生まれた年、1971年。同年、駆けだし記者となった著者はグローバル経済の転換点に立つ。経済の本質をとらえた同時代史。

目次

序章 1Q71後の世界で
第1章 辛亥の年明けて―佐藤栄作は静かな年を願った
第2章 太陽が動いた―ニクソン、賭けに出る
第3章 スミソニアン体制成らず―水田三喜男、コナリーと対す
第4章 通貨、商品になる―メラメドが仕掛けた
第5章 ネット社会へ―マイクロプロセッサ生まれる
第6章 広がる市場の領分―ゲイツの「究極のマーケット」
第7章 ハイエク最後に笑う―愛弟子サッチャーの革命
終章 スミスとチャーチルの世界に

著者等紹介

土谷英夫[ツチヤヒデオ]
1948年、和歌山市生まれ。1971年、上智大学経済学部卒業、日本経済新聞社に入社。経済部、社会部記者を経て、経済解説部次長、編集委員、論説委員、論説副主幹、コラムニストを歴任。2013年11月退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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雪風のねこ@(=´ω`=)

3
生年がタイトルになっていたので読んでみた。商業高校出とはいえ経済学を学んだわけでもなく、唯々COBOLを書いていたわけだけれども、なかなか興味深く読み応えのある書籍でした。市場がネットで取引され、投資ではなく投機的なトレードを鑑みると、著書に書かれていた通りに{カジノ的な…」と思ってしまう。変動通貨とグローバルな市場。そして大規模演算と高速通信。これらのおかげで我々は豊かさを享受しているが、人としての豊かさは…、どうなんだろう?色々考えが浮かびました。2014/12/28

ゐたふ

3
『1971年』のタイトルを書店で見た瞬間、ニクソン・ショックを想起した。日米間の通貨を巡る対峙の描写は大変読みごたえがあり、特に、日本市場の開放・閉鎖を巡ってニクソン・ショック前夜に議論が行われていたという記述には驚いた。ニクソン・ショックは日本への不意打ちではなかったのか。金ドル交換停止とネット化がグローバリズムを加速化したという筆者の主張には頷けるし、終論の「スミスとチャーチルの世界に」にも得心が行く。資本主義の終焉を唱えるような本が売れる中、冷静で現実的な提言がなされている一冊ではなかろうか。2014/09/16

エドバーグ

2
コンピューターによる情報化、市場化によるグローバル化の構造、歴史がコンパクトにまとまっています。現代社会の構造を理解する良書だと思います。2020/02/18

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