持続可能な社会保障へ

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757123229
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日本の社会保障は大丈夫なのか?

保険・年金・医療・福祉などの誰もがお世話になる社会保障が危機にさらされている。少子高齢化を本格的に迎える日本が制度を維持するためにしなければならないことは何か。
社会保障研究の第一人者が基本から丁寧に解説する。

第1章 社会保障とは何か――リスクへの対応
1 リスクに備えるための社会保障
2 日本の社会保障の姿
3 社会保障になぜ政府の関与が必要になるのか
4 社会保障と税とはどこが違うのか
5 持続可能な社会保障に向けて

第2章 少子高齢化に直面する社会保障
1 少子高齢化のインパクト
2 少子高齢化はなぜ問題なのか
3 世代会計の考え方
4 高齢化と医療費拡大
5 子供数の回復のために

第3章 年金制度改革をどう進めるか
1 年金は破綻するか
2 年金の「損得勘定論」を考える
3 賦課方式対積立方式という図式を超えて
4 公的年金の規模縮小と同時に進めるべき改革

第4章 セーフティー・ネットから外れる人々
1 セーフティー・ネットから外れる理由
2 セーフティー・ネットから外れるとどうなるか
3 「巻き返し」が効かない日本社会
4 非正規化社会における社会保障改革
第5章 社会保障と民主主義
1 生物学的裏づけのない親孝行
2 現状を生物学的に把握する
3 財政赤字の削減は問題を解決するか
4 民主主義の生物学的限界

第6章 「困っている人」を「困っていない人」が助ける仕組みに
1 再分配政策の役割と限界
2 効率が悪い日本の所得再分配
3 「困っている人」の支援を強化するために

【著者紹介】
1960年生まれ。一橋大学経済研究所教授。著書に『社会保障の経済学 第4版』『効率と公平を問う』(ともに日本評論社)などがある。

内容説明

社会がリスクに備える制度、維持するための条件は何か。少子高齢化の圧力に対し、日本の社会保障制度は維持可能なのか改革のための条件を模索し、制度改革のために発想の転換を迫る。

目次

序 社会保障の何が問題か
第1章 社会保障とは何か
第2章 少子高齢化はなぜ問題なのか
第3章 年金問題を考える
第4章 セーフティー・ネットは機能しているか
第5章 社会保障の政治学
第6章 社会保障の意味を問い直す

著者等紹介

小塩隆士[オシオタカシ]
1960年生まれ。一橋大学経済研究所教授。1983年、東京大学教養学部卒。大阪大学博士(国際公共政策)。経済企画庁(現内閣府)勤務等を経て、2009年より現職。専門は公共経済学。社会保障や教育経済学、主観的厚生に関する研究を進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えちぜんや よーた

76
65歳という年齢を基準とするのではなく、「困っているかどうか」を基準にして社会保障給付すべきという主張。それを実現しようと思えば、日本人の「働き方」にも手をつけないといけないなぁ。セーフティネットを十全に 活かすためには、戦時中に制度がはじまったような定年制、年功制、終身雇用などキレイにおさらばせねば。2016/01/30

hurosinki

4
社会保障というタイトルだが、主に議論してるのは年金。医療介護は殆ど触れない。筆者の改革案の主眼は給付抑制とセーフティネットの拡大(特に非正規雇用に対して)となるが、具体案となると厚労省の施作とあまり変わらないように思える(マクロ経済スライドの推進、被用者保険の拡大等)。筆者が廃止を主張する公的年金控除も最近見直されてるところで、オリジナリティがあるのは給付付き税額控除ぐらい?財源を税にしようが国債にしようが資源配分に違いはない(貯蓄から払うか所得から払うかの違いでしかない)という中立命題の議論は面白かった2022/01/01

くらーく

0
社会保障でも、年金制度は廃止して良いのではないかと思う。年金生活者を2人未満で保証するのは無理だろう。自分の子供に老後を託せば、良いのでは。2014/08/30

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