貿易自由化の理念と現実

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757123182
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

TPPは日本に何をもたらすのか? 自由貿易の意義と限界を知る!

TPP(環太平洋パートナーシップ)協定交渉の大筋同意を受け、日本経済にとって貿易の自由化が進むことは確実になった。今後の貿易自由化の進展、それに伴う環境問題や食の安全などについて、どう考えるべきか、基本から応用まで論じる。 
シリーズ完結!(全10巻)

序章 自由貿易か保護貿易か
1章 貿易自由化と自由貿易体制の理念
2章 GATT/WTOによる貿易自由化
3章 地域貿易協定――FTA・TPPをめぐって
4章 貿易自由化と保護措置――農産物を中心として
5章 貿易自由化と非競争的市場
6章 貿易自由化と環境・安全の問題
終章 貿易自由化の促進と国内政策の必要性

【著者紹介】
1958年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科教授。著書に『国際公共経済学の展開』(有斐閣)がある。

内容説明

なぜ「自由化」は問題になるのか、その光と影の両面から迫る。GATT/WTO体制から農産物の保護措置やTPP交渉まで、自由化の諸相を経済学の視点で整理し、現実の貿易がもたらす問題の解決への糸口を探る。

目次

序 加速する貿易自由化
第1章 貿易自由化の理念
第2章 GATT/WTO体制―多角的貿易交渉
第3章 地域貿易協定による自由化
第4章 農業はどのように保護されているか
第5章 輸入産業の一時的な救済措置―セーフガードとアンチ・ダンピング
第6章 貿易自由化は環境・安全を脅かすか
第7章 貿易自由化を進めるための課題

著者等紹介

阿部顕三[アベケンゾウ]
1958年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科教授。1980年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、1990年神戸商科大学より博士号取得。名古屋市立大学、立命館大学、大阪市立大学などを経て現職。国際通貨基金(IMF)調査部客員研究員、ブリティッシュ・コロンビア大学商学・経営学部HSBC客員教授、日本国際経済学会会長、大阪大学理事・副学長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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