スマートグリッド「プランB」―電力大改革へのメッセージ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757122970
  • NDC分類 540.9
  • Cコード C0033

出版社内容情報

原発事故後の電力需給の逼迫化、世界的な石油需給問題の抜本的な対応として、次世代電力網を日本全体に構築するプランBを提示する。

日本経済停滞からの脱却・再生を可能にするスマートグリッド「プランB」。

東日本大震災と福島第一原発事故後の電力需給の逼迫化、イラン情勢の緊迫化に伴う世界的な石油需給問題……。そんな事態への抜本的な対応として、従来の「プランA」とはまったく異なったアプローチで、次世代電力網スマートグリッドを日本全体に構築する「プランB」を提示する。

序章 電力大改革時代の電力網は「プランA」ではなく「プランB」で!
第1章 3・11後の五つの「不都合な真実」とスマートグリッド
第2章 「スマート国民総発電所」は原発一五基分の効果を生む!
第3章 スマートグリッドの概要 と3・11後の新たな展開
第4章 「エネルギーのインターネット」を構築するスマートグリッドの「プランB」
第5章 スマートグリッドの「プランB」の展開
第6章 「プランB」の中核としての「ヴァーチャル発電所」&「スマート国民総発電所」
第7章 「プランB」の中核としての需要応答とエコポイント
第8章 スマートグリッドの経済学
第9章 「プランB」を実現する八本の骨太政策
第10章 東北など各地域における「シリコンバレー・モデル」の形成
第11章 「スマート国民総発電所」構築に向けたアクションプラン

【著者紹介】
加藤敏春(かとう・としはる):1954年生まれ。エコポイント提唱者。一般社団法人スマートプロジェクト代表。著書に『節電社会のつくり方』(角川oneテーマ21)、『スマートグリッド革命』(NTT出版)などがある。

内容説明

原発停止・イラン情勢によるエネルギー危機からの脱却!「プランB」型イノベーションで日本再生を計るための提案本。

目次

序章 電力大改革時代の電力網は「プランA」ではなく「プランB」で!
第1章 3・11後の五つの「不都合な真実」とスマートグリッド
第2章 「スマート国民総発電所」は原発一五基分以上の効果を生む!
第3章 スマートグリッドの概要と3・11後の新たな展開
第4章 「エネルギーのインターネット」がスマートグリッドの本質
第5章 スマートグリッド「プランB」の展開
第6章 「プランB」の中核=「ヴァーチャル発電所」
第7章 「プランB」の中核=需要応答とエコポイント
第8章 スマートグリッドの経済学
第9章 「プランB」を実現する八本の骨太政策
第10章 「スマート国民総発電所」構築に向けたアクションプラン

著者等紹介

加藤敏春[カトウトシハル]
1977年東京大学法学部卒業、同年通産省(現経済産業省)入省。84年米国タフツ大学フレッチャー・スクールにて修士号取得。その後、産業政策企画官、在サンフランシスコ総領事館経済担当領事、通産省サービス産業課長、金融監督庁設立準備室主任室員、東京大学大学院客員教授、内閣審議官等を歴任。94年から95年にかけてインターネットの民生利用、ベンチャービジネスに関するシリコンバレーの動向を日本に紹介。一般社団法人スマートプロジェクト代表&「エコポイント提唱者」として政府が進める省エネ家電&住宅エコポイント事業に協力するとともに、省エネ・節電、スマートグリッド、CO2排出削減等に関する公益的活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッキー

0
エネルギーについて語る場合、その国の政策について語る必要があると思います。現在の日本で重要な政策は経済政策だと思います。この著作は技術だけを語るだけでなく、新しい産業の必要性という面から国民総発電所を唱えています。流動性のワナなどちりばめて読者を飽きさせない、それでいて他国との競争ゆえにスピードを持ってとりくまなければならないことを事例をもって示しています。僕にとって、白眉の一冊でした。2012/09/27

kozawa

0
まともなこと「も」書いてあると思いますけれども、バスワードの羅列でななか何言ってるんだかよくわかりません的な箇所も多々あって、うーん。電力改革と経済の関係についても言及して、勿論そのために経済関連書籍を学んだのだと思うんですけど…うーん…。お奨めだともそうでないとも言いづらい…。2012/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4756777
  • ご注意事項