内容説明
一時はバブルとまで言われたアニメビジネスは、２０００年代後半に入って後退傾向に入ったといわれている。だが、本当にアニメは「儲からない」ものになってしまったのだろうか？アニメビジネスが日本と海外でどのように成り立ち、そして現在に至るのか。豊富な数字資料とともに激動の２０００年代アニメビジネスを『アニメビジネスがわかる』の著者が総括。
目次
第１章 アニメーションとビジネス
第２章 日本のアニメはどのようにビジネスしてきたか
第３章 海外におけるアニメビジネスの歴史
第４章 激動の十年 テレビアニメ篇
第５章 激動の十年 劇場アニメ篇
第６章 激動の十年 その他篇
第７章 アニメ企業研究 海外篇
第８章 アニメ企業研究 日本篇
第９章 日本のアニメビジョン
著者等紹介
増田弘道［マスダヒロミチ］
１９５４年北海道生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業。株式会社ビデオマーケット取締役、映画専門大学院大学教授、日本動画協会データベースワーキング座長、東京国際アニメフェアコンペティション部会副部長。大学卒業後キティ・レコード入社。その後、出版社などを経て２０００年アニメ制作会社マッドハウス代表取締役。音楽をはじめとして、出版、アニメなど多岐に渡るコンテンツビジネスを経験。２００６年よりモバイルで映像を配信するビジネスを展開。同時に大学でもアニメビジネスについて教えている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ＧＥＯ（ジオ）
2
2010年頃までのアニメビジネスを概観した本。前著『アニメビジネスがわかる』を読んでいなくても、だいたいの内容は理解できるように構成されていた。 また、本書はどちらかというと、2000年代の話が中心となっており、2000年代のアニメにまつわるビジネスを総括するような内容となっている。 面白かったのは、日本とアメリカともに1995年に起こった大きな動きが、2006年のアニメブームへとつながっているということだろうか。なかなか面白く読めた。2016/09/24
ニョンブーチョッパー
0
★★★☆☆2015/10/15
鈴華
0
図書館本。ゼミ発表のため2012/07/03
Танечка (たーにゃ)
0
調査がなかなか大変だっただろうなぁ…2013/12/21
ITO
0
アニメビジネス史の流れが分かりやすくまとめられている2013/04/15
