「ほとんど無害」な計量経済学―応用経済学のための実証分析ガイド

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「ほとんど無害」な計量経済学―応用経済学のための実証分析ガイド

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  • サイズ A5判/ページ数 373p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757122512
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3033

出版社内容情報

労働経済学や教育の経済学で主流となった「実験学派」の計量分析の手法を理論と応用の面から解説する、日本で初めての書。

応用経済学に「革命」をもたらした計量分析手法のバイブル!

労働経済学や教育の経済学で主流となった「実験学派」の計量分析の手法を理論と応用の面から解説する。回帰モデルのβ係数(の期待値)を推定するための手法に焦点を絞り、理論と応用をバランスよく紹介する。
(原題:Mostly Harmless Econometrics:An Empiricist's Companion)

第1章 問いに関する問い

第2章 実験的理想
2.1 セレクション問題
2.2 無作為割当がセレクション問題を解決する
2.3 実験の回帰分析

第3章 たかが回帰,されど回帰
3.1 回帰分析の基礎
3.2 回帰分析と因果関係
3.3 異質性と非線形性
3.4 回帰分析の詳細
3.5 補論:加重平均導関数の導出

第4章 機能する操作変数
4.1 IV と因果関係
4.2 漸近的2SLS推論
4.3 2標本IVと分割標本IV
4.4 潜在的結果が同一にならない場合のIV
4.5 LATEの一般化
4.6 操作変数法の詳細
4.7 補節

第5章 パラレルワールド:固定効果、差分の差分、パネルデータ
5.1 個人の固定効果
5.2 差分の差分:事前と事後,実験群と対照群
5.3 固定効果対ラグ付き従属変数
5.4 補論:固定効果とラグ付き従属変数についての補足

第6章 ちょっと跳んじゃうんだけど:回帰不連続デザイン
6.1 シャープなRD
6.2 ファジーなRD はIV である

第7章 分位点回帰モデル
7.1 分位点回帰モデル
7.2 分位点処置効果のIV による推定

第8章 標準じゃない標準誤差の話
8.1 頑健な標準誤差の推定値におけるバイアス
8.2 パネルにおけるクラスター相関と系列相関
8.3 付録:単純なMoulton 係数の導出

【著者紹介】
マサチューセッツ工科大学経済学部教授

内容説明

今日の計量経済学の道具の中核的手法は、統計的コントロールのための線形回帰、自然実験の分析のための操作変数法、政策変更を利用する差分の差分である。応用経済学に革命をもたらした「実験学派」のアプローチを徹底解説。

目次

第1部 準備編(問いに関する問い;実験的理想)
第2部 コア(たかが回帰、されど回帰;機能する操作変数―必要なものをたぶん得られる;パラレルワールド―固定効果、差分の差分、パネルデータ)
第3部 拡張(ちょっと跳んじゃうんだけど―回帰不連続デザイン;分位点回帰モデル;標準じゃない標準誤差の話)

著者等紹介

アングリスト,ヨシュア[アングリスト,ヨシュア] [Angrist,Joshua D.]
マサチューセッツ工科大学経済学部教授。専門は労働経済学。オバーリン大学、ヘブライ大学、LSEなどで学び、1989年にプリンストン大学でPh.D.(Economics)。The American Academy of Arts and Sciences,The Econometric Societyのフェロー、Journal of Labor Economicsの共同編集者等をつとめる

ピスケ,ヨーン・シュテファン[ピスケ,ヨーンシュテファン] [Pischke,J¨orn‐Steffen]
LSE経済学部教授。専門は労働経済学。コンスタンツ大学(ドイツ)、ニューヨーク州立大学で学び、1992年にプリンストン大学でPh.D.(Economics)。現在の主な関心は、様々な労働市場の現象と応用計量経済学である

大森義明[オオモリヨシアキ]
横浜国立大学国際社会科学研究院教授。1990年、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校Ph.D.(Economics)。専門は労働経済学・家族の経済学

小原美紀[コハラミキ]
大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。1998年、大阪大学博士(経済学)。専門は労働経済学

田中隆一[タナカリュウイチ]
政策研究大学院大学准教授。2004年、ニューヨーク大学Ph.D.(Economics)。専門は労働経済学・教育経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

天使

1
文系が読んでも面白い。2022/07/19

井端翔

0
クラスター標準誤差に関するまとまったテキストを日本語で読めるのはありがたい。2015/07/11

助三郎

0
訳がいまいちわかりづらいところがあるが、楽しく読める。パネル分析の外郭を学べる。2014/04/16

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