金融政策の誤算―日本の経験とサブプライム問題

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金融政策の誤算―日本の経験とサブプライム問題

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757122277
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日米の経済に起こった二つのバブル崩壊を比較し、バブル対策はやはり金融政策にとって重要であること、今後なすべきことを説く。

内容説明

「一〇〇年に一度」の危機は、すべてグリーンスパン、バーナンキの判断から始まった。なぜバブルは放置されたのか。FRBはどこで間違えたのか。

目次

序章 アメリカのFRBは日本から何を学んだか
第1章 金融政策
第2章 量的緩和政策と石油高騰―なぜデフレが終焉したのか
第3章 賃金デフレ
第4章 円安政策は何をもたらしたか
第5章 金融政策の所得分配効果
第6章 グローバリゼーションの中の景気循環
第7章 機能麻痺に陥ったアメリカの金融政策
終章 金融政策の誤算

著者等紹介

服部茂幸[ハットリシゲユキ]
1964年大阪府生まれ。1988年京都大学経済学部卒業。1996年京都大学博士(経済学)。奈良産業大学経済学部講師、奈良産業大学経済学部助教授、福井県立大学経済学部助教授を経て、2007年福井県立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k.f

0
近年、中身を考えることなく規制緩和が良いことだというイメージが世間にすっかり染み込んでしまったが、殊金融政策においては歴史がすでにその無意味さを示しているも、貨幣数量説信者は心折れない。P=V/T・Mが因果を無視した式でありV/Tが一定であるという特殊な仮定に基づいていることを自覚し、現実がそのような理論のようになっていないことを認めなければならない。この本は現実は違うでしょ?とデータに基づきながら説明してくれる良本だ。2017/01/07

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