出版社内容情報
サイバーセキュリティは従来のIT管理項目から、いまや経営を守るリスクマネジメント最重要課題の一つとして、新たなフェイズにシフトし、「受動的な“防御”」ではなく「能動的な“検知”や“対応”」のインテリジェンスが求められる時代に入った。ますます高まるサーバーリスクにたいして、企業組織内で経営者および経営と現場の調整職務者の負担と混乱を解決する、いま最も求められる最新ガイド。
内容説明
激変するサイバー環境で生き残るために。ゼロトラスト時代の最新セキュリティガイド。サイバーセキュリティは従来のIT管理項目から、経営を左右する最重要課題に浮上した。ますます高まるサイバーリスクに対処し、経営と現場の混乱を解決して企業価値を高める。
目次
第1章 健全な経営を支えるサイバーリスクマネジメントの展開
第2章 ゼロトラスト時代の情報セキュリティガバナンス
第3章 サイバーリスクの根本原因となる脅威と脆弱性
第4章 多種多様な既知のサイバー攻撃とその技術的対応策
第5章 新たな取り組みと日々巧妙化する未知のサイバー攻撃への技術的対応策
第6章 グローバル環境におけるセキュリティガイドラインの変遷
第7章 サイバーリスクマネジメントに求められる説明責任
著者等紹介
大河内智秀[オオコウチトモヒデ]
CISSP。東京電機大学客員准教授/東京海上日動リスクコンサルティング株式会社上席チーフコンサルタント/一般社団法人CySecPRO理事/日本シーサート協議会運営委員。CSIRT構築支援、スレットハンター育成、サプライチェーン監査基盤開発などサイバーセキュリティに関する教育・調査研究・コンサルティングに携わる
竹内文孝[タケウチフミタカ]
CISSP。NTTコミュニケーションズ株式会社経営企画部マネージドセキュリティサービス推進室長、セキュリティ・エバンジェリスト。2001年にNTTコミュニケーションズ株式会社においてウイルス対策サービスを開発し、その後セキュリティオペレーションセンターを設立。後にM&A企業のPMIに従事し、NTTコムセキュリティ株式会社代表取締役社長に就任。現在、NTTコミュニケーションズが展開するセキュリティサービス「WideAngle」のサービス責任者であるとともに、各種イベントやセミナーにてサイバーセキュリティに関する動向や展望などお客さまベネフィットを見据えた講演を多数実施
伊藤潤[イトウジュン]
CISSP、CISM、CISA、CFE、CGEIT。CySecPRO講師/元内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター政策調査員。大手證券会社の情報システム部門にてシステムエンジニアを11年間経験後、複数のコンサルティングファームで、内部統制整備、情報セキュリティ管理、IPO支援、デューデリジェンス、個人情報保護、ITリスク管理、BCM支援、PMO支援、サイバーセキュリティアドバイザー、CSIRT構築等に従事。東京電機大学国際化サイバーセキュリティ学特別コース教員。サイバーセキュリティのスペシャリストとして多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。