全脳エミュレーションの時代―人工超知能EMが支配する世界の全貌〈下〉

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全脳エミュレーションの時代―人工超知能EMが支配する世界の全貌〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757103740
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

テクノロジー進化の先にある未来とは?! 「全脳エミュレーション」とは、人間の脳を忠実にスキャンしてつくられる超知能体のこと。最も実現可能性が高いため、AI研究者の間でも注目のテーマだ。それはAIよりも早く、なんと100年後には実現すると著者は予測する。では、その全脳エミュレーションが普及した未来の地球は、いったいどのような様相を呈しているだろう? 本書では経済学、人工知能、脳科学、心理学、社会学、工学についてのアカデミックコンセンサスを広汎かつ精緻に踏まえ、それが普及した世界を、物理特性、経済、人間活動、社会生活という4つの側面から克明に描き出す。人類は超知能と共生することはできるのか? 気鋭の経済学者による驚くべき未来予想図。

ロビン・ハンソン[ロビンハンソン]
著・文・その他

小坂 恵理[コサカ エリ]
翻訳

井上 智洋[イノウエ トモヒロ]
解説

内容説明

汎用AI実現後予想の決定版、その結論とは?人工知能研究、脳科学、心理学、経済学、社会学、工学の知見を踏まえ、精緻に描きだす汎用AI実現後の世界。

目次

第4部 組織(密集;集団;対立;政治;ルール)
第5部 社会学(交配;シグナル;協調;社会;心)
第6部 未来の姿(バリエーション;選択;フィナーレ)

著者等紹介

ハンソン,ロビン[ハンソン,ロビン] [Hanson,Robin]
ジョージメイソン大学経済学准教授。オックスフォード大学人類未来研究所研究員。シカゴ大学で物理学と哲学の修士号を取得後、ロッキードとNASAでの9年間人工知能研究に従事。カリフォルニア工科大学にて社会科学博士号取得。経済学、物理学、コンピュータ科学、哲学について60本の学術論文を発表。3000を超える論文に引用されている。ブログOvercomingBias.comは予測市場分野の先駆けとなった

小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

8
エムが反映している社会の記述も後半に入り、どのような集団を構成し、政治がどうなるか、交配を含む人間関係、家族がどうなり、どんな社会が生まれるかが述べられる。エムは人間より生産性が高い、バーチャル空間で生活することが多いという違いはあるが、人間の社会の特性を引継ぐと想定される。人間からのコピーが増殖し数は膨大になるが、個々の経験が異なる以上の多様性はないように想定されている。生殖の交配はないが、経験・知識を交換・選択する進化過程が必要かと思う。井上智洋氏の解説は、本人も書いているように先に読んだ方がよい。2018/04/09

GASHOW

6
全能エミュレーションができる生命体のエムをまるで見たかのような本。2019/03/22

roughfractus02

5
人工知能、経済学、脳科学等の知見を駆使する著者は、組織や社会の予測へと進み、ヴァーチャル空間で仕事をし実空間で生活するエムの未来を描く。この時、ソフトウェア化されたヒト生命が現在の価値観を多く持つ点、ソフト/ハードの密接に進化した情報処理装置としての脳を分子レベルでアップロード可能と考える点に共通する欲望が見える。二元論の支柱となる完全な再現性への欲望は、死体を冷凍保存するクライオニクスの予約者たる著者のビジョンも支えるからである。この再現性の条件を逐一精査する科学的手順を学ぶのも本書を読む愉しみだろう。2018/07/20

春風

3
著者の予測するエミュレーション社会は物凄く味気なくて、どう考えてもディストピアにしか見えないのだけど、著者は自分をスキャンしてほしいのだそうだ。物好きとしかいいようがない。2018/05/09

takao

1
☆人間の脳を模倣する必要はないのではないか?2022/05/24

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