みんなのビッグデータ―リアリティ・マイニングから見える世界

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みんなのビッグデータ―リアリティ・マイニングから見える世界

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757103504
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

すぐそこの、可能な未来

大きな可能性が語られる一方で、プライバシー侵害や監視社会の危険も懸念されているビッグデータ。ネイサン・イーグルは、そのビッグデータで人々の現実を分析する手法を「リアリティ・マイニング」と呼び、社会システムの改善に役立てることをめざしている第一線の研究者である。
本書では、ビッグデータ分析の具体例を個人/近隣社会・組織/都市/国家/地球の各レベルで詳細に解説し、プライバシーに考慮したビッグデータ技術の構築による社会の改善を力説する。

第1部 個人(一人)のスケール
 第1章 携帯電話、センサーとライフロギング:プライバシーに配慮した個人情報の収集
 第2章 生活をより便利で健康的にするための、プライバシーを尊重した個人データの活用

第2部 近隣社会と組織 (10人から1000人まで)のスケール
 第3章 異質な小集団からのデータ収集
 第4章 設計と方針:より効率的なビジネスを作ること、超地域的な政治を可能にすること、ライフイベントの検索、そして機会の探索

第3部 都市(1000人から100万人まで)のスケール
 第5章 交通データ、犯罪統計、監視カメラ:都市分析論の蓄積
 第6章 エンジニアリングと政策:資源配分の最適化

第4部 国家(100万人から1億人まで)のスケール
 第7章 国の脈を測る:国勢調査、携帯電話、そして大手IT企業
 第8章 設計と方針:国民感情、経済赤字、そして災害

第5部 世界データのリアリティ・マイニング(1億人から70億人まで)
 第9章 世界のデータの収集:世界国勢調査、国際旅行と貿易、地球スケールのコミュニケーション
 第10章 より安全で健康的な世界へ

【著者紹介】
1976年生まれ。コンピュータ工学者・IT企業経営者。ハーバード大学助教授。『ワイアード』誌「世界を変える50人」に選ばれた。

内容説明

ビッグデータ分析(リアリティ・マイニング)の第一人者とITジャーナリストが、具体的な事例を個人/近隣社会・組織/都市/国家/世界規模の各レベルで詳細に解説し、プライバシーと両立するビッグデータ技術による社会改善の可能性を説く。研究者、ビジネスパースン、関心ある人々の必読書。

目次

1 個人(1人)のスケール(携帯電話、センサーとライフロギング―プライバシーに配慮した個人情報の収集;生活をより便利で健康的にするための、プライバシーを尊重した個人データの活用)
2 近隣社会と組織(10人から1000人まで)のスケール(異質な小集団からのデータ収集;エンジニアリングと方針―より効率的なビジネスを作ること、超地域的な政治を可能にすること、ライフイベントの検索、そして機会の探索)
3 都市(1000人から100万人まで)のスケール(交通データ、犯罪統計、監視カメラ―都市分析論の蓄積;エンジニアリングと方針―資源配分の最適化)
4 国家(100万人から1億人まで)のスケール(国の脈を測る―国勢調査、携帯電話、そしてインターネットの巨人たち;エンジニアリングと方針―国民感情、経済赤字、そして災害)
5 世界データのリアリティ・マイニング(1億人から70億人まで)(世界のデータの収集―世界国勢調査、国際旅行と貿易、地球スケールのコミュニケーション;より安全で健康的な世界へ)

著者等紹介

イーグル,ネイサン[イーグル,ネイサン] [Eagle,Nathan]
1976年生まれ。コンピュータ工学者。社会システムのエンジニアリングを研究。膨大な携帯通話データを市場調査・商品開発支援に活用するシステムを運営するジャナ社の共同創業者兼最高経営責任者(CEO)。ハーバード大学兼任助教授(疫病学)、ノースイースタン大学助教授(コンピュータ科学)

グリーン,ケイト[グリーン,ケイト] [Greene,Kate]
科学技術ジャーナリスト。サンフラシスコ在住。2005‐2009年、MIT『Technology Review』の情報テクノロジー担当エディターを務めた

チェン,ドミニク[チェン,ドミニク] [Chen,Dominique]
1981年東京生まれ。フランス国籍。カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。NPO法人コモンスフィア理事。株式会社ディヴィデュアル共同創業者・取締役

チェン,ヨーズン[チェン,ヨーズン] [Chen,YoJung]
1947年台湾生まれ。フランス国籍。慶応義塾大学文学部卒、同大学院修士課程修了。フランス外交官として世界各国に駐在。2012年にフランス外務省を定年退官。以後、国際情勢評論記事を書いている。フランス国家功労勲章のシュバリエ章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆき

3
ミクロからマクロまでの視点がぐーっとあげていきながらのビッグデータの世界を垣間見る。個人的には、インフルエンザの流行の兆しを探るところが一番ぞくっとした2015/05/29

しっかりけちべえ

1
入門書なら図表があればいいのに。でもそれだったら、雑誌やWebの記事みたいに軽くなるか。 せっかく書籍として読むなら、著者の専門に掘り下げた話が欲しかった。携帯電話を使った途上国でのマーケティングとか、おもしろそうなのに。2016/02/17

hayataka

1
個人、近隣社会、都市、国家、世界レベルと規模に応じてデータ活用例を提示。マーケティングの話ではなく、社会問題解決(公共政策、公衆衛生など)のための人間中心的な話に特化。リアリティ・マイニングと呼称する筆者の思想が良く分かる。エンジニアや研究者より、一般市民、公務員なんかに読んでもらいたいですね。2015/07/20

suko

1
個人、近隣社会と組織、都市、国家、世界、各スケールでのリアリティ・マイニングの現状について実際にリアリティ・マイニングをサービスに利用している企業・団体を紹介することで説明している。他にどんなことができるのかを具体的に考えさせる本。2015/07/08

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