出版社内容情報
人材育成と起業支援を目的とした交流施設の設置など、情報社会化を通じた地域経済再生の具体的な方策を経済学の視点から解説。
人材育成と起業支援を目的とした交流施設の設置など、情報社会化を通じた地域経済再生の具体的な方策を経済学の視点から解説。地方自治体関係者のみならず、これからの地域経済に関心がある読者の皆様にとって重要な一冊。地域再生のために何をすべきか、ICTと地域振興の関係性を中心に明確にする。
第?T部 情報化による地域経済の変貌
1章 地域社会再生への課題
2章 情報化で地域が変わる
3章 ケーススタディ:イギリスにおけるICT活用による地域再生
4章 地域のICT化をどのように進めるか
第?U部 ICT時代における地域再生の方法を探る
5章 情報化による経済格差の現状と課題
6章 地域経済の発展要因を探る
7章 アジア・アフリカ地域開発モデルになった日本の「地域づくり」システム
8章 「地域連携」システムで高める情報発信力
第?V部 情報化で変わる消費経済とライフスタイル
9章 情報システムの進展で食料経済が変わる
10章 情報化が消費者の欲求を喚起する
11章 自然との共生で救われるICTストレス社会
12章 今後のビジョン
【著者紹介】
1948年生まれ。熊本大学教育学部教授。専門は経済学、情報システム論。全国地域情報化推進協会・地域情報化アドバイザー。著書に『マルチメディア社会と地域づくり』(編著・九州テレコム振興センター)などがある。
内容説明
地域情報化の新展開!!ICTを最大限に活かした地域再生モデルを創る。疲弊した地域へどのように人材を呼びもどすか?人と地域を変えるため行政が描くべきグランドデザインとは?持続可能な新たなビジョンを提言する一冊。情報化政策担当者必携!
目次
第1部 情報化による地域経済の変貌(地域社会再生への課題;情報化で地域が変わる;イギリスにおけるICT活用による地域再生;地域情報化の進め方)
第2部 ICT時代における地域再生の方法を探る(情報化による経済格差;地域経済の発展要因を探る;アジア・アフリカに普及した日本の地域振興モデル;「世界農業遺産」を支える情報発信力)
第3部 情報化で変わる消費経済とライフスタイル(ICTの進展で変貌した食料経済;情報化が消費者の欲求を喚起;自然との共生で救われるICTストレス社会;今後のビジョン―地域情報化の三段階展開で人と地域が変わる)
著者等紹介
山中守[ヤマナカマモル]
国立大学法人熊本大学教授。1948年兵庫県生まれ。九州大学大学院修士課程修了後、アメリカ系コンピューター企業本社で応用ソフトウェアの研究開発に従事。その後、九州大学大学院博士課程修了。九州大学博士(農政経済学専攻計量経済学分野)。専門は経済学、情報経済学。総務省「戦略的情報通信研究開発推進事業」(SCOPE)において地域ICT振興型研究開発の評価委員長を務め、現在、内閣官房「地域活性化伝道師」、総務省および全国地域情報化推進協会「地域情報化アドバイザー」として地域情報化の推進に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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