未来を創る情報通信政策―世界に学ぶ日本の針路

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757102972
  • NDC分類 694.1
  • Cコード C3030

内容説明

アメリカ、フランス、ドイツ、オランダ、デンマーク、中国、台湾、シンガポール、オーストラリア、そして日本。真のICT先進国にむけて早急に解決すべき問題とはなにか。12人の論者による日本再生への示唆。

目次

グローバル時代の情報通信産業と政府の役割
1 ICT利活用推進の鍵を探る(ICT利用先進国デンマークに学ぶ―行政、医療、教育の情報化;情報モラル教育からデジタル・シティズンシップ教育へ;子供に携帯を保有させるべきか―6カ国国際比較からの示唆)
2 次世代インフラ基盤の実現に向けて(ネットワーク中立性における共同規制の役割;次世代ブロードバンド・アクセス網―フランス・ドイツ・オランダからの示唆;全国ブロードバンド網に反映されるオーストラリアの通信自由化10年のジレンマ ほか)
3 イノベーションと新市場創出(クラウドコンピューティングを超えて―その上でどのようなビジネスを構築するか;アジアのオープンリージョナル化と情報通信産業―グローバル時代の産業政策には何が求められるのか;電子書籍と国際標準化)
インターネットの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

笹帽子

0
デンマークのICT活用、興味深い。第二部の米、仏、独、蘭、豪、台湾それぞれの事例も勉強になった。しかし逆に、むしろ日本の情報通信政策の歴史についての知識が不足していると感じる。2012/07/10

akanishi

0
 さて、何というか、読書メーターにおいて、読んだ人はまだいませんというメッセージが出てきて緊張しておりますが。  第2章情報モラル教育からデジタルシチズンシップ教育へ、では、教師が子どもに対して、完全制圧を目指すも、事象排除、あるいは様式放棄に至る、といったところは興味深い。  教師は採用にあたり、学問の知識と、教授法の知識は問われるのだろうが、未知の状態にどう対処すべきか、なんて問われないんだよな、と、そんなことに思いを馳せた。2011/10/27

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