ブログ誕生―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア

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  • サイズ A5判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757102866
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0036

内容説明

ブログの誕生は、インターネットの歴史におけるもっとも重要なできごとのひとつだった。ブログとはただ読むだけでなく、だれもが「書き手」になれる画期的なツールだったのだ。登場から10年、ブログの普及によって人々は様々な問題に直面した。―ネットに個人の生活をどこまでさらすべきか、仕事仲間と友人のラインをどこで引くか、情報の共有はどこまですべきか、ウェブとうまく付き合うには、etc…綿密な取材をもとにウェブのもつ真の可能性をあざやかに描き出す。

目次

第1部 パイオニア(すべてをさらけ出す;個人の声をそのまま発信;リンクで人物がわかる)
第2部 拡大(ブロガー・カタパルト;政治系ブログの台頭;ブログで稼ぐ;爆発的に拡大するブロゴスフィア;リアルであることの危険)
第3部 ブログがもたらしたもの(ジャーナリスト対ブロガー;誰もがブログを持つ世界;未来につながるかけら)

著者等紹介

ローゼンバーグ,スコット[ローゼンバーグ,スコット][Rosenberg,Scott]
オンラインマガジン、Salon.comの共同創設者であり、技術欄の編集者・編集長を歴任した。Salon創設前は、演劇・映画・技術についての評論をサンフランシスコ・エグザミナー紙に書き、ジョージ・ジーン・ネイサン賞を受けた実績を持つ。そのほか、ニューヨークタイムズ紙、ワイアード誌などさまざまな刊行物に寄稿している

井口耕二[イノクチコウジ]
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

2
14-55赤56☆バブル時儲けが止まらず、頭の古い人種でさえモシカシタラと夢想した時期を除き、否定的な理解に分があった。オープンで多様、自由で予測不可能というウェブの特性に魅力が…そんな特性はそのうち泡にが…思春期のようなもので、ウェブが熟成すれば弾けてしまう特性と言う。ビジネスモデルはいずれ極小化する。プロが才能さんのアマを駆逐する。そして、メディア世界は本来化する。と…そしてドットコムバブル…弾ける前に愉しめば…が・・まだ模索は続くが…まっただ中の若者世代にもブログ違和感多。2011/01/24

Kawarano

0
個人的には非常に面白く示唆に富んでいた。いま自分たちが事業を続け経験していることの多くは、90年-2000年代にも起きた事なんだろう。これらを糧にして、決して縮小再生産はしないぞ、っと。 ブログを書き続けている人、ブログを使ってビジネスしている人は読み続けられると思うが、そうでないと挫折すると思う。説明されていない業界用語、事象が多く、何と言っても、長くてまとまりがなくて極めてブログ的。2011/11/15

akanishi

0
話が長かったかなぁ。もちょっとコンパクトに語ってもらえればいいのだが。USAでの話なので、政治、社会に疎い人は避けるべき本。2011/08/08

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