NTT出版ライブラリーレゾナント
ネット評判社会

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757102668
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0036

内容説明

信頼社会から、新しい安心社会へ?ネットオークションの仮想世界に見る近未来の姿と、山岸俊男「信頼の構造」理論の新たな展開。

目次

第1章 安心社会と信頼社会(安心と信頼;針千本マシン;針千本マシンとしての社会制度;集団主義的秩序;集団主義的秩序のコスト;個人主義的秩序;信頼の二つの役割;安心の日本、信頼のアメリカ;日本社会が直面する機会費用の増大;集団主義と内向きの倫理;統治の倫理と市場の倫理;信頼を支える社会的知性)
第2章 歴史からの教訓(マグリブ商人;株仲間;マグリブからジェノヴァへ)
第3章 実験研究からの教訓(ネット上での不正取引;マグリブ商人とネットオークションにおける評判の役割;ポジティブな評判とネガティブな評判;ネットオークションの実験;第1実験;再参入可能な市場;再参入可能な市場でのポジティブな評判とネガティブな評判;第2実験(インターネット実験)
オークションの手続き
第1実験結果の再確認
正直な売り手と不正直な売り手、どちらがより大きな利益を得たか?
評判の「追い出し:機能と「呼び込み」機能)
第4章 評価と評判(評判とは;評価者の能力;メタ評価とピアレビュー;評価基準のずれ;評価のインセンティブ;ネット上の詐欺行為と評判システム;電子商取引に際しての評判の役割;ネット社会における騙しの氾濫;ネット社会における評判システムの種類と特徴;評判システムの具体例;評判情報の抽出;ネット社会に要求される評判システム)
第5章 開かれた安心社会へ向けて?(「安心、安全」を求めて;日本と中国での信頼ゲーム実験;信頼を伝える;関係形成はの投資としての信頼行動;カバマダラとメスアカムラサキ;社会装置としての社会的知性;人は他人の表情をどこまで見抜けるか;完全暴露原理;ユビキタス評判社会;開かれた安心社会?)

著者等紹介

山岸俊男[ヤマギシトシオ]
北海道大学大学院文学研究科教授。同大学社会科学実験研究センター長。専門は社会心理学。1948年生まれ。一橋大学社会学部、同大学大学院を経て、80年ワシントン大学・社会学博士。北海道大学助教授、ワシントン大学助教授を経て、現職。2004年、紫綬褒章受章。日本学術会議会員。おもな著書に、『信頼の構造』(東京大学出版会、日経・経済図書文化賞受賞)など多数

吉開範章[ヨシカイノリアキ]
日本大学理工学部数学科教授。専門は情報ネットワーク理論、情報社会学。1954年生まれ。熊本大学大学院工学研究科修士課程修了。東京工業大学・工学博士。日本電信電話公社(現NTT)・電気通信研究所、NTTサービスインテグレーション基盤研究所主幹研究員等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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