続 基礎情報学―「生命的組織」のために

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続 基礎情報学―「生命的組織」のために

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  • サイズ A5判/ページ数 219,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757102484
  • NDC分類 007
  • Cコード C0030

出版社内容情報

生命の意味作用を「情報」であると再認識し、生命/心/社会をめぐる情報現象を、統一的なシステム・モデルによって論ずる。

内容説明

ITによる生命の活性化はあり得るか。ネットによって、われわれの拠り所は多様な共同体へと移っていく。その向こうにあるアプリケーションはいかなるものか―心して注視しなければならない。

目次

第1章 情報/コミュニケーション/メディア(三種類の情報;階層的自律コミュニケーション・システム;コミュニケーションとメディア)
第2章 個人/組織の知識形成(階層と世界産出;ラディカル構成主義;社会的組織の学習)
第3章 “人間=機械”複合系(生命体と論理機械;主観的記述と客観的記述;三つのタイプのコンピュータ)
第4章 総括と展望(機械的組織の陥穽;有機機械を求めて)

著者等紹介

西垣通[ニシガキトオル]
1948年東京生まれ。1972年東京大学工学部計数工学科卒業。工学博士。日立製作所、スタンフォード大学にてコンピューター・システムの研究開発に携わったのち、明治大学教授を経て、東京大学大学院情報学環教授。専攻は情報学・メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

1
特に感想はない。2016/03/03

koillmatic

1
現代ネットワーク社会で、コンピュータとの接続によって人間社会が活性することがありえるのかどうかについて、「コミュニケーション」のメカニズムを徹底的に明示化することによって精緻に論じている。 人間もコンピュータも、すべて等価なネットワークのノードとして捉えるようなラディカルな論客も多い中、西垣先生はネットワークの持つ「階層性」に着目し、ルーマン的なオートポイエーシス理論を巧みに使って、その一筋縄ではいかないダイナミズムを描き出している。2010/09/01

takao

0
難しい。2016/10/02

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