内容説明
これは、なんだ!?ミクロの世界が魅せる究極の造形美、約110カット!
目次
物質
プランクトン
植物
生物
バクテリア・ウイルス
細胞
人工物
雪の結晶
著者等紹介
寺門和夫[テラカドカズオ]
科学ジャーナリスト、財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員。科学雑誌『Newton』で副編集長や編集担当取締役などを歴任した。現在はNHKや民放各社、ラジオ等で科学番組の解説コメンテーターなども多数行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
88
顕微鏡を通して見える様々な物質がとても美しく写されていた。「物質」「プランクトン」「植物」「生物」「バクテリア・ウイルス」「細胞」「人工」「雪の結晶」に分けて紹介。雪の結晶や蝶の鱗粉の美しさに息を呑む。電子顕微鏡でしか見ることのないウイルス,また一つ目のクマムシの不気味な写真や昆虫、植物の一部など。電子顕微鏡の発達とともにこれからも様々なものを見ることができるはずだ。私たちの住む地球や太陽系、銀河系も実はもっと大きい何かが顕微鏡で覗いているのではないだろうかと読んでいて思った。図書館本 2018/03/05
Ikutan
66
透過した光で観察する光学顕微鏡。なんとも美しい!規則的あるいはバラバラながら自然が描く模様の数々にびっくり。さらにはるかに高い倍率で観察できる電子顕微鏡。その小さな小さな粒子、一つ一つが不思議な形になっていて精巧な芸術品みたい。これらが自然の中で生み出されているとは不思議ですね。いやぁ、でも、これは美しいとはとても言えないグロテスクな物も(笑)クマムシにシンカイウロコムシ…SF映画の怪獣みたいで、これは、怖すぎます。表紙のデザインとキラキラ光る文字は素敵です。2016/10/19
けんとまん1007
60
最後の人工物を除いて、自然の造形の素晴らしさ・凄さに感じいる。言葉にならない感動。何か、大きなものの意思を感じてしまう。2022/02/19
ちゃこばあ
43
驚く美しさと、絶叫ものに笑っちゃいました。尿素はまるで絶品の絵画!集積回路ってどうしたらこんなのできるの?楽しいよ♪2016/10/05
shio
40
硫酸銅、珪藻、花粉、クマムシ、ウイルス、染色体、ナノ粒子など、余りに緻密で美しく、余りに驚異的で神秘的で、顕微鏡を通して見た実物だと実感できません!私の体の隅々で、私の生きている世界のミクロの部分で、あらゆる物質がこんな奇跡的な活動をしてるというのに、ボーッと生きてる場合じゃないと身の引き締まる思い。にしても、ゲンゴロウの前脚なんてなんで見ようと思ったの…?研究者の熱意ってスゴイ!そして、集積回路などナノレベルの人工物ってどうやって作るの?🤔人知を超えた自然物にも、人知を尽くした人工物にも圧倒されます。2022/10/10