内容説明
地政学の時代。ユーラシアにおける欧米日中の政治経済を分析し、新たな国際協力関係を多面的に探る。
目次
第1章 二一世紀のユーラシアの地政学―EU・中国関係とハンガリーの事例
第2章 欧州を取り込む米国と日本のインド太平洋戦略構想
第3章 ドイツのインド太平洋戦略分析
第4章 中国人民元のドル覇権への挑戦
第5章 ギグ・エコノミーの拡大は労働生産性を下げるのか―中国の事例
第6章 中国の経済発展と米中貿易摩擦
第7章 戦後国際社会下の台湾発展と日本人
第8章 ポスト・コロナ時代の世界協調戦略としての「環日本海経済圏構想」
第9章 戦前戦後の日本知識人のアジア観―具島兼三郎の場合
第10章 日本の経済社会―コロナ後のあり方を問う
第11章 企業フィランソロピーと財団の機能―日本型CSRの展開
著者等紹介
児玉昌己[コダママサミ]
久留米大学法学部教授。欧州大学院大学(ベルギー)行政学研究科修了。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学。法学博士(九州大学)、日本EU学会名誉会員。専門は国際統合論、ヨーロッパ地域研究
伊佐淳[イサアツシ]
久留米大学経済学部教授。明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程満期退学。専門は非営利組織論、地域活性化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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