内容説明
毎日２０００超のアクセスを誇る、大正１０年生まれのさっちゃんこと堀江幸子。他愛ない物語の深淵には、魂の究極の優しさが見え隠れしている。読んでジワジワ来る童話１１篇発表！
著者等紹介
堀江幸子［ホリエサチコ］
大正１０年（１９２１）、大阪府生まれ。徳島県立徳島高等女学校、同校家政研究科修了。終戦後英語塾に通った経験から、中学校教員に採用され、後に教員免許を取得。５４歳で退職後は、さまざまな趣味に挑戦する第二の人生に。７０歳から本格的に絵を習い、これまでに油絵の個展４回、ブログ原画展を３回開催。１９９９年に県美術展に初入選以降、入賞入選８回。７７歳で短歌を始める。８０歳で購入したパソコンで、８４歳からスタートしたブログは、１日のアクセスが２０００を超える人気ブログとして話題になり、テレビ、雑誌等で紹介される（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikutan
55
作者の堀江幸子さんは、大正10年生まれ。本格的に絵を習い、描き始めたのは70歳。80歳で購入したパソコンで84歳からブログを始め、今は、人気ブロガーに。そして、これは、なんと！93歳で初めて出された童話集。味のある画風がほんわりと優しい。蛙やたぬきが出てくる動物の物語や幸子さん自身の体験に基づいた物語など11編。発行されたばかりの500円玉をめぐる物語『500円玉の災難』が一番よかった。先生の機転の利いた対応にほっこり。高齢女性の活躍は嬉しいですね。これからもお元気で、次の作品も期待しています！2015/10/28
すまいる
1
90歳超えのブロガーの童話。う～～ん(^_^;)2015/01/14
びび
1
92歳のトップブロガーが念願の童話作家デビュー！誤字が何ヵ所かあったり、もう一捻りして欲しかったり。でも、お元気でまた次回作も発表してもらいたい。2014/11/23
しまうま
1
表題作も含め、児童向けの文章ながらも死というものの存在を扱ってくれている。 自分が子どもの頃にこれを読むことができていたら、いったいどんな大人になっていただろうかと考える。 死は無視してはいけないもののひとつだし、それを身近に考えるうえで、とてもとても大切にしたい一冊。 子どもができたら、僕はこれを読ませたいと思う。2014/10/03
涼
0
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2014/11/post-ad99.html2017/02/16
