キャパとゲルダ―ふたりの戦場カメラマン

個数:

キャパとゲルダ―ふたりの戦場カメラマン

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年03月29日 11時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784751529416
  • NDC分類 740.253
  • Cコード C0098

内容説明

生きるために―ふたりは戦場へ向かった。激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えた二人のカメラマン、ロバート・キャパとゲルダ・タロー。カメラを武器に革命に身を投じた、若き二人の青春の物語。キャパはゲルダに写真を教え、ゲルダはキャパを、戦場カメラマンとしてプロデュースした。激動の1930年代、夢と理想に燃え、カメラを武器に闘った若き二人の素顔とは…?

目次

キャパの物語
与えられた仕事
恋に落ちて
写真の中の物語
第一歩、革命
若き義勇兵たち
マドリード攻防戦
キャパの功績
ともに廃墟で
ゲルダ、ひとり
亀裂
勇気
森の中の同志たち
しゃべって、踊って
あと一日、もう一枚だけ
殉教者誕生
逃避行
「今世紀でもっとも重要な記事」
なにが残ったのか?
その目で見よ
「くずれおちる兵士」をめぐる論争
オリヴァー・ローをめぐる戦争
シリア内戦とスペイン内戦

著者等紹介

アロンソン,マーク[アロンソン,マーク] [Aronson,Marc]
主に若い読者向けのノンフィクション作品を発表。2001年、『ウォルター・ローリー卿と黄金郷の探索』で、ロバート・F・サイバート知識の本賞を受賞。ラトガーズ大学で教鞭をとっている。マリナ・ブドーズとは夫婦であり、二人の息子とともにニュージャージー州メイプルウッド在住

ブドーズ,マリナ[ブドーズ,マリナ] [Budhos,Marina]
一般書・YA作品の作家。ウィリアム・パターソン大学で教鞭をとっている。マーク・アロンソンとは夫婦であり、二人の息子とともにニュージャージー州メイプルウッド在住

原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業。英語圏の児童書・YA作品の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

153
戦場カメラマンとして 著名なキャパと その恋人ゲルダの若き日々の物語である。 反ユダヤ主義の気運が高まる中で、 若い二人はどう生きたのか。 この時代のスペインの風景が写真とともに蘇る。 世界で最も有名な戦場カメラマンの 足跡を 写真とともに 現代に伝えてくれる …そんな作品だった。2020/08/11

アン

92
戦場カメラマンロバート・キャパと恋人、同志でもあったゲルダ・タローの評伝。激動の1930年代ヨーロッパ、スペインの内戦下でキャパは写真家として才能を開花させ人間味ある多くの報道写真を撮影。タローも脇役から自立し洞察力のある写真家として活躍。亡命者として互いを支え合い、希望と野心を抱き写真に情熱を捧げた2人の勇敢な行動。危険に身を置きながら戦場の最前線で捉えた写真に混ざり、穏やかな表情の人々を撮影した写真に心を打たれるのはキャパの内に秘めた優しさを感じるからでしょう。深い絆で結ばれた2人が辿った闘いの道。 2020/09/11

R

57
戦場を報道する嚆矢となった伝説的カメラマンロバート・キャパと、その相棒であったゲルダ・タローの生涯を追った本でした。二人の数奇な運命、ユダヤ人がゆえに偽名で名乗っていたとか知らなくて驚いた。二次大戦にいたるまでのスペイン内紛へのかかわりがスリリングで、ほかにもオーウェルやヘミングウェイといった文士も出てきて、当時のヨーロッパ戦史を違う角度から見ることのできる本でもありました。当時の共産主義、ファシズム、社会主義、諸々のイデオロギーの葛藤も読みごたえのある一冊だった。2021/03/23

まさ

39
『キャパの十字架』を読んでから、キャパが背負い続けたものに関心があった。そこにはゲルダの人生も知っておかなければならず、戦場での彼女の生き様について本書が満たしてくれているようにも思う。「崩れ落ちる兵士」の真贋については補遺で触れられ、登場人物等の解説もあることがありがたい。そして、スペイン内戦の勃興やそれに伴ってヘミングウェイの関わりについても関心が広がる。冒頭にあるノルマンディの写真に至るまで、"キャパ"の作品はやはりゲルダの存在なくして成り立たないのだろうなぁ。2020/08/04

りらこ

27
#Netgalleyで拝読したため、半分。ゲルダがちょうど将軍に頼んで車に乗せてもらうことにするところまで。あぁ、それはいかんです。乗ろうとしちゃダメ。キャパとゲルダ。ゲルダの気持ちがものすごくわかる。まさにコパンって感覚。ほかの本ではゲルダの撮った写真なのかキャパなのか実はわからないものも多いとか。同じシーンを2人が撮ったものが2点あったけれど、先のものはゲルダの目線が素晴らしく、被写体の気持ちに共感しているのがわかる。後に載っていた逃げてきた家族のものは、ゲルダのものは引いて撮っているのは哀しみゆえ?2019/10/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14325063
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。