内容説明
牛は1頭と数えるのに、ひつじは1匹、どうして?数え方の基本から、大人も迷う難しい使い分け方まで。この1冊で日本語の「数の数え方」が、楽しく学べます!
目次
形が変わると数え方も変わる
容器が変わると数え方も変わる
魚は数え方が変わる
「枚」「個」「本」の使いわけ
「着」と「枚」のちがいは?
「匹」と「頭」のちがいは?
「ひとつ」+動きで測る
花が一輪、花が一本
書いたり作ったり
「ふね」を数える漢字はむずかしい〔ほか〕
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
42
“枚・ひらたいもの 本・細長いもの 個・ひらたくも細長くもないもの” ああ、世の中には、ひらたくも細長くもないものが満ちあふれているのだなと実感する、同じようなものでも、何で数え方が違うのだろうとずっと思っていた謎がずいぶん解けてスッキリした。薄い絵本にぎっしりと詰まった情報量の重さを、登場するふんわりやさしい動物家族がやわらげてくれる。単位とはまた違う数え方の世界は深い。日本語の奥深さを表す一つの例でもあるだろう。手元にあればとても役立つ一冊だと思う。欲しい。2018/05/07
ぶんこ
37
「えほん」とありますが、情報量が多くてびっくり。しかも可愛いイラストで描かれているので楽しい。知らない数え方がいっぱい!一番驚いたのが雲の数え方。「一塊いっかい」「一朶いちだ」、入道雲は「一座いちざ」。確かに『へぇ〜』が多い。魚のおろしかた、きりかたでもかわるだなんて、覚えられない。子どもや孫がいたら手元に置いて、ことあるごとに開いてみたい本でしょう。面白かったです。2023/07/09
T. みぃた
15
昨日から幼稚園に通い始めた孫ひめちゃん用に☆でも3歳児には難度高い!庭石の数え方、単位の解説まで載っていて、果たして興味を持ってくれるかどうか……。むしろ遊びに来た時に答えられるように私がしっかり答えられるようにじっくり読んでおいたほうが良いかも(^^)2018/04/03
BEAN STARK
14
三枚におろした身の数え方「丁」。身と腹を分けたものの数え方「節」。さらに切り分けたものの数え方「転」。短冊形に切ったものの数え方「さく」。さよりは「一筋」「一条」。アワビやカニを「杯」と数えるのは殻や甲羅が杯の形に似ているから。親指と他の四本の指との間の長さ「尺」「束」「寸」。畳二枚で「一坪」。2019/08/06
リラッママ0523
7
お墓と鳥居が同じ「基」という数え方で驚いたと職場で話していたら、「古墳も基です」と教えてもらいました。大人も勉強になる本です。2020/08/04