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内容説明
イスラームとは?モスクとは?みんな同じ方角に向かってお祈りするのは、なぜ?断食するのは、なぜ?知っておきたいイスラームの世界がやさしく学べる入門絵本。
著者等紹介
松原直美[マツバラナオミ]
1968年、東京生まれ。上智大学経済学部卒業。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学修士課程修了、博士課程退学。タイの公立中等教育機関、UAEの国立ザーイド大学などにて日本語教育に従事。2013年よりロンドン在住、ハーロウスクール(Harrow School)勤務
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。イラストレーターとして、SF、ファンタジー、児童書の世界で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
46
バングラデシュ人のクオーターである児童の保護者の方が、イスラム教への理解を深める授業を要望されており、1年生に提供。六信五行の教えや、礼拝・ハッジ・断食・犠牲祭などの儀式、偶像崇拝などの禁止されている事柄が、10歳のアフマド君家族の日常を通して非常に分かりやすく描かれていて良書。私たち無宗教者と異なり、宗教が生活に深く結びついていることがよく分かります。巻末の解説もとても興味深い。メッカのお土産、枯れることのないザムザムの泉…気になる。絵は佐竹美保さん。とても素敵です!2021/05/23
♪みどりpiyopiyo♪
41
アフマドは10歳の男の子。日本から遠くはなれたアラビア半島のドバイに住んでいます。■UAEのドバイに1ヶ月ほど滞在したことがあります。眼下に現れたドームと尖塔、砂漠に立ち現れた街並み、街に流れる礼拝の呼びかけは、滔々と唄うように。■これからの時代を生きるのに知っておきたいイスラームの世界がやさしく学べる入門絵本です。10歳の少年アフマドの暮らしを辿りながら、イスラームの基本を紹介します。巻末には大人向けの解説付。■イスラームは愛と平和の宗教なんだよね。意外に思った人は読んでみて☆ (2015年)(→続2019/05/28
かおりんご
31
絵本。これは、分かりやすい。子供だけじゃなくて大人が読んでもいい感じ。対象は高学年くらいから。この先、イスラム教徒が増えたら、学校でもその子たちは特別にお祈りしたり、ラマダーンをしたりするのかしら?2017/05/14
花林糖
13
(図書館本)ドバイに住んでいる10才の男の子アフマド君が主人公の絵本。イスラームについての簡単な解説もあり読みやすかったです。2015/07/30
ケニオミ
10
子供のためのイスラーム入門書です。イスラム国のことがメディアで取り上げられることが多い昨今、子供達がイスラームについての偏見をなくすために必要な絵本だと思います。イスラームの生活一般について述べられており、大人でもあまり知らない情報もあると思います(現に僕の場合はそうでした。)。学校などで討論するのもいいと思います。ただ、アッラーが言ったので、あることを行ってはダメと、理由もなく一方的に語られている場面が何か所かある点はいただけませんでした。何らかの理由はあると思います。それ以外はお薦めの絵本です。2015/05/18