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内容説明
人との出会いを大切にする、良いと思ったらとにかく実践してみる、仕入れ業者の人を味方につける、食べ歩きは、ヒット商品づくりの基本、接客サービスの極意は「手のひら」にあり―多くの壁を乗り越えて来た著者ならではの繁盛法則が満載!!
目次
第1章 ぶつかり続けた壁を乗り越えて繁盛店に
第2章 たび重なる試練には店を強くする秘訣が潜んでいた
第3章 お客にとって使い勝手の良いそば屋に徹する
第4章 奮闘するなかで掴んできたそば屋の商売ですごく大切なこと
平沼田中屋を支えた人たち
著者等紹介
鈴木俊弘[スズキトシヒロ]
昭和27年、神奈川県横浜市出身。大正9年創業のそば店「平沼田中屋」の長男として生まれる。子供の頃から店の仕事を手伝う。高校生の時、父と祖父が亡くなり、店の仕事を継ぐ。高校卒業とともに3代目として店を受け継ぐ。当初は出前型のそば・うどん店を経営するが、30代になった頃、店舗を店売り型に変えるために路線を大幅に変更。店舗を新築し、商品力を強化して来店客を増やす。改造当初は集客に苦労し、奮闘したが、さまざまな手を打つことで苦境を脱した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぱんぷきん
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平沼田中屋の優れた点は多数存在するが、細かい工夫もさることながらそば・うどん本来の美味さ=地力こそが経営の要になっているように感じられた。そうでなければ出前中心から、店売りへの営業形態変更による売上減少を乗り越えられていないだろう。看板商品のきざみ鴨せいろは巻頭のカラー写真で見た時は何が凄いのか全く理解できなかったが、本文を読むうちに味も、食材のロスも、原価率もよく考え練られた商品であることに気付かされた。あまり工夫の余地がないと思われるそば屋でこの工夫の数々は驚嘆。いつか訪れたくなること必至の一冊だ。2017/07/10