ヒトはどこまで進化するのか

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750514758
  • NDC分類 114
  • Cコード C0045

出版社内容情報

脳の増大とともに社会性を発達させ、地球を支配してきた人類はどこへ向かうのか。

ピューリッツァー賞を2度受賞した生物学の巨人が、社会性昆虫の生態、フェロモンによるコミュニケーション、極限環境に棲む微生物から、地球外生命体の可能性、宗教の弊害、意識と自由意志の先端研究までを論じ、「なぜ人間が存在するのか」の謎に挑む。

2014年度「全米図書賞」最終候補作品!

? 人間が存在する意味

? 知の統合

? アザーワールド

? 心の偶像

? 人間の未来

エドワード・O・ウィルソン[エドワード オー ウィルソン]
世界有数の生物学者。島嶼生物地理学と社会生物学の創始者であり、自然科学と人文科学を統合する3つの概念(バイオフィリア、生物多様性、コンシリエンス)をつくり上げた。アメリカ国家科学賞、スウェーデン王立科学アカデミーが授与するクラフォード賞(生態学分野、ノーベル賞に相当)、2度のピューリッツァー賞など、科学および文芸での受賞歴は100を超える。著書に『人類はどこから来て、どこへ行くのか』(化学同人)、『人間の本性について』(ちくま学芸文庫)、『生命の多様性〈上・下〉』(岩波現代文庫)など多数。

小林由香利[コバヤシユカリ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。訳書に、P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』、ケヴィン・ダットン『サイコパス――秘められた能力』(NHK出版)、アート・マークマン『スマート・チェンジ――悪い習慣を良い習慣に作り変える5つの戦略』(CCCメディアハウス)などがある。

内容説明

ピューリッツアー賞受賞の生物学者がいざなう魅惑のサイエンス・アドベンチャー。脳の増大とともに社会性を発達させ、地球を支配してきた人類はどこへ向かうのか。社会性昆虫の生態、フェロモンによるコミュニケーション、極限環境に棲む微生物から、地球外生命体の可能性、宗教の弊害、意識と自由意志の先端研究までを論じ、「人間はなぜ存在するのか」という謎に挑む。ウィルソン生物学の最良の入門書にして集大成!

目次

1 人間が存在する意味(意味の意味するもの;人間という種の謎を解く;進化する内なる葛藤)
2 知の統合(啓蒙主義の復活;人文科学の不可欠さ;社会的進化の推進力)
3 アザーワールド(フェロモンに惑わされて;超個体;なぜ微生物が宇宙を支配するのか;ETの肖像;生物多様性の崩壊)
4 心の偶像(本能;宗教;自由意志)
5 人間の未来(宇宙で孤独に、自由に)

著者等紹介

ウィルソン,エドワード・O.[ウィルソン,エドワードO.] [Wilson,Edward O.]
世界有数の生物学者。ふたつの科学分野(島嶼生物地理学と社会生物学)と、自然科学と人文科学を統合する3つの概念(バイオフィリア、生物多様性、コンシリエンス)をつくり上げ、地球の生物多様性研究の大きな技術的進歩(オンライン版生物百科事典「エンサイクロペディア・オブ・ライフ」)に貢献した功績で知られる。アメリカ国家科学賞、スウェーデン王立科学アカデミーが授与するクラフォード賞(生態学分野、ノーベル賞に相当)、日本の国際生物学賞、ノンフィクションで2度のピューリッツァー賞、イタリアの国際ノニーノ賞、日本のコスモス国際賞など、科学および文芸での受賞歴は100を超える。現在はハーバード大学名誉教授および同大学自然史博物館の名誉学芸員(昆虫学)

小林由香利[コバヤシユカリ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はまななゆみ

18
個体レベルでは利己的個体が勝つが集団レベルでは利他的集団が勝つという。葛藤を抱えつつ進化してきた人間について考えさせれられ、面白く読むことができました。2016/12/16

evifrei

13
ヒトの感情は進化に伴って生まれたものであるという立場を前提にし、協同と競争の葛藤により現在まで進歩したヒトは、利己的であると同時に利他的な生物であると述べる。ヒトがヒトどうし或いは他の生命との共生の明るい未来を切り開くことの障壁となっているのが、ヒトという近視眼的な特徴を持つ生物が進化の過程で起こしたエラーであり、①宗教的権威の盲信による排他的行動と②自然環境破壊の2つを内容とする。これらの弊害は夙に指摘されるところだが、生物的特徴に合致するのであれば、なかなか歯止めがきかない事も首肯できる。2020/02/23

HMax

11
題名の訳がよかった。原題(人間が存在する意義)だったら、ちょっと難しすぎ、と読んでなかったですね。長谷川眞理子さんの解説が良かった。人間は特別な存在ではなく、他の何百万という種と同様、偶然と必然の組み合わせによって生じた。ヒトの脳は誰かが万能機能として設計したものではなく、原始の環境で生き延びて子供を残していけるような情報処理、問題解決するように進化してきた臓器です。そう考えると、これからの進化はヒトが自身を変えことになるのでしょうか。著者はそれはよくないといっていますが。アリの高齢化対策が面白かった。2017/01/28

よく読む

9
知の巨人ウィルソンがエッセイのように書いた本。200ページしかないのに、知識が多くて読むのが大変。本書でも「学問の統合」を重視し、科学は事実を発見するのみだが、それと異なり精神世界や人生を豊かにする人文科学を大事にしている。科学は価値基準を与えない。また、自と他の間で葛藤する人間らしさは大事だ。また、名前を出さないがイーロン・マスクを批判している箇所もあり、「地球外に移住できる技術があるなら地球を居住可能にするくらいできるだろう」という趣旨を書いていた。「知の挑戦」にくらべると薄く格段に読みやすく驚いた2017/01/23

GASHOW

9
進化という言葉から、優れたものになることをイメージしがちであるが、時間が経過した環境変化だ。ヒトの頭髪はフサフサだで、体毛は無くなったことも、そういう遺伝特徴を持ったグループが残ったと言ってた他の本を思い出した。この本では、ETの話が面白かった。2017/01/14

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