戦後日本における反差別教育思想の源流―解放教育思想の形成過程

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戦後日本における反差別教育思想の源流―解放教育思想の形成過程

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750353654
  • NDC分類 371.56
  • Cコード C0036

出版社内容情報

戦後日本の反差別教育思想の源流である、部落解放をめざす解放教育思想がいかに醸成され、その形成過程で、どのような思想的な「選択/排除」がなされたのか、その背景と事情を当該時期に展開された同和教育論、解放教育論を読み解くことによって解き明かす。

目次

第1部 最大原則「差別の現実から深く学ぶ」の形成過程(一九四〇~五〇年代における盛田嘉徳の「解放教育」論の史的考察―盛田嘉徳論と後の反差別教育論の「連続性」に着目して;全国同和教育研究協議会における融和教育批判論の受容;「反独占の同和教育」論の形成過程 ほか)
第2部 小川太郎の同和教育論と生活綴方的教育方法論(小川太郎の同和教育論における生活綴方的教育方法の位置;戦後日本の反差別教育における「論理」の形成―小川太郎の生活綴方論の「変容」に着目して;生活綴方を基礎とした生活指導と教科指導の統合論の考察―小川太郎における教育構造論をてがかりとして ほか)
第3部 「解放の学力」論の形成過程と「解放の主体形成」実践理論、実践構想(中村拡三における「解放の学力」論の成立過程;「解放の学力」論形成過程における思想的「選択」と「排除」―中村拡三の「解放の学力」論を事例として;福地幸造を支えた生活指導実践理論の含意 ほか)

著者等紹介

板山勝樹[イタヤマカツキ]
公立大学法人名桜大学国際学群国際文化教育研究学系語学教育専攻教授。九州大学大学院人間環境学府発達・社会システム博士後期課程単位取得退学。修士(教育学)。福岡市での25年間の中学校教員を経て現職。その間、福岡市進路保障研究会事務局長、福岡地区進路保障協議会事務局長、福岡県人権研究所紀要編集委員、福岡市「同和」教育研究会事務局員等を歴任。研究分野は教育学、戦後教育史、戦後教育思想史。特に、戦後日本の反差別教育の歴史的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。