乳幼児 育ちが気になる子どもを支える

永田 雅子【監修・著】/松本 真理子/野邑 健二【監修】

明石書店（2016/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 176p／高さ 21cm
• 商品コード 9784750343259
• NDC分類 378
• Cコード C0337

目次

第１章　０歳から就園頃までの発達と見立て（気になる育ちとは？；乳幼児期からの育ちの支援の大切さ　ほか）
第２章　気になる育ちの背景とかかわりのヒント（気になる育ちの背景；０歳台の気になる育ち　ほか）
第３章　支援の場をうまく活用する（周産期医療；保健センター　ほか）
第４章　事例を通して（母親のメンタルヘルスの問題―子育て支援センターでの育児支援；子どもの育ちにくさの問題―保育園のスーパーバイザーの役割　ほか）

著者等紹介

永田雅子［ナガタマサコ］
名古屋大学心の発達支援研究実践センター、大学院教育発達科学研究科准教授。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期修了。博士（心理学）。臨床心理士。日本福祉大学心理臨床研究センター嘱託研究員、名古屋第二赤十字病院小児科臨床心理士、浜松医科大学子どものこころの発達研究センター地域支援室コーディネーターを経て、現職。専門は周産期‐乳幼児期の親と子を対象とした発達臨床心理学

松本真理子［マツモトマリコ］
名古屋大学心の発達支援研究実践センター、大学院教育発達科学研究科教授。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期修了。博士（心理学）。臨床心理士、学校心理士。聖隷クリストファー看護大学助教授、金城学院大学人間科学部教授を経て、現職。専門は児童・思春期を対象とした臨床心理学

野邑健二［ノムラケンジ］
名古屋大学心の発達支援研究実践センター「発達障害分野における治療教育的支援事業」特任准教授。浜松医科大学医学部医学科卒業。博士（医学）。児童精神科医師。愛知県青い鳥医療福祉センター児童精神科医長、名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療科助教を経て現職。専門は、児童精神医学、発達障害児への支援、幼児期からの発達支援（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[繭希]

気になること（目が合わない、とか）で目次を立てて、それに至る背景と、関わり方のヒントが紹介されている。発達障害など、診断名で断定しないので、たぶん抵抗を感じにくく読みやすい★目が合わない…声をかけながら顔を向けさせる、見る場所（鼻のあたり）を指差す★真似をしない…一緒に手にとってやってみる★指差ししない…親が指差しする★口や唇の動き…ストローで吸う吐く。おもちゃのラッパも★親指を子どもに握らせ、大人が人差し指と中指で子供の手首を挟む、手のつなぎ方は振りほどかれにくい。

2016/08/17

[海戸 波斗]

できるだけ、早い段階で支援につないでいくことが大切です。って書いてあるんだけど、「様子を見ましょう。」って言われて幾年って感じ担任は毎年変わって責任者はどこかいなっていうのが現状。現実を知らなすぎ、療育はリアル椅子取りゲームになってますよ。親の責任が重すぎる。

2016/06/14