内容説明
本書は、情報を提供し、政策経験とグッド・プラクティス(良い慣行)を共有し、政府が教育(Education)、雇用(Employment)、起業(Entrepreneurship)における男女平等を促進する一助となることを目的としている。3Eすべての問題についてジェンダーの視点から現状を検証し、格差が広がった経緯と原因、男女平等に向かうために克服すべき障壁について考察する。また、より公平に競える場を作り出せる措置について、政府に政策提言を提供する。そうした提言の大部分は、女性・女子が経験している問題を改善し、経済活動への対等な参加を阻む障害を取り除くことを目的としている。しかし、男女平等が意味するのは、女性のエンパワメントだけではない。今回の研究では、なぜ多くの国の一部の学科で女子の成績ほど男子の成績が向上しないのか、なぜ父親が家庭に優しい政策を最大限に利用するのは難しいのか、変化を引き起こすために何ができるのかについても考察する。
目次
第1部 男女平等:経済効果、社会規範、公共政策
第2部 教育における男女平等
第3部 雇用における男女平等
第4部 起業における男女平等
著者等紹介
濱田久美子[ハマダクミコ]
1975年香川県生まれ。1998年立命館大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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