内容説明
小学校4年生のみなみちゃんのふるさとは、美しい海と山に囲まれた東北の小さな町。ある日、町をおそった大地震と大津波が、多くの命とかけがえのない思い出をうばっていった。町の“復興”のためにたくさんの人たちの力を借りながら、ガレキだらけの町の中にみんなが集まれる「カフェ」ができるまでの1年を描く。
著者等紹介
西山むん[ニシヤマムン]
1968年、札幌市生まれ。技術士(資源工学)。北海道大学を卒業後、鉱山会社勤務を経て文筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はむちゃん
8
地震や津波が起こると、ご飯とか、水とかが、なくなって大変なことになってしまうんだと思いました。このようなことが、もうないといいです。でもそれは、日本だけではありません。他の国でも、地震や津波がおきないといいです。2015/01/21
ありんこ
7
震災後、避難所となった体育館で過ごす小4のみなみちゃん。たくさんの人の支援に支えられ、みなみちゃんの周りの大人たちが協力して、カフェを作るまで。このカフェでいろいろな人がつながって、心安らぐひとときを送ってくれるといいなあ・・・2012/10/10
ゆう
2
このおはなしに出てくるさんさカフェは実在し、クマ兄、トキ姉にもモデルがいます。みなみちゃんのモデルは、東北各地でがんばっている子どもたちみんなじゃないかな。震災から1年半ですが、地元はまだまだ復興まで長い道のりの最初の一歩を踏み出したばかり。 引き続き、応援していきたいですね。小学校中学年~おすすめしたい1冊です。 2012/10/09
きなこ
0
さんさカフェいったときに買ったった カレーたべたい