朝鮮戦争の起源〈1〉1945年‐1947年―解放と南北分断体制の出現

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  • サイズ A5判/ページ数 626p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750335643
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C0322

目次

第1部 物語の背景(植民地朝鮮における社会階級と支配機構;植民地朝鮮における地主と小作人の関係;革命と反動―一九四五年八月から九月まで;坩堝の中の対朝鮮政策―アメリカにおける一国独占主義と国際協調主義の対立)
第2部 中央におけるアメリカ占領軍の政策―一九四五年‐一九四七年(新しい秩序の創出―アメリカ軍の上陸と官僚機構、警察、軍に対する政策;南朝鮮の単独政府に向かって;国際協調主義的政策と一国独占主義的論理―中央における態度の硬化一九四六年)
第3部 地方における朝鮮人と米軍の激突―一九四五年‐一九四七年(各道における人民委員会の概観;各道における人民委員会の運命;九月ゼネストと一〇月人民蜂起;北朝鮮の風―社会主義改革の展開;結論―踏みにじられた解放)

著者等紹介

カミングス,ブルース[カミングス,ブルース][Cumings,Bruce]
1943年生まれ。コロンビア大学で政治学を学び、同大学よりPh.D.取得。シアトルのワシントン大学国際関係学部助教授を経て1987年からシカゴ大学歴史学部教授。2012年現在同大学スウィフト冠教授

鄭敬謨[チョンギョンモ]
1924年ソウルに生まれる。慶應義塾大学医学部予科を経て、アメリカのエモリー大学に留学。大学院在学中に朝鮮戦争の勃発に遭い、学業を一時中断した上、米国防総省職員としてGHQに勤務しつつ(1950‐56年)板門店における休戦会談にも参加、アメリカの侵略性を内側よりつぶさに体験。1970年、逃れるように韓国を離れて来日し、以後、文筆活動をもって民主化統一運動に参加、東京に学塾を開いて同志をつのるかたわら雑誌『シアレヒム』(一粒の力)を編集発行

林哲[リムチョル]
1946年ソウル生まれ。早稲田大学第一政経学部政治学科卒、東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程修了。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。近現代朝鮮史、東アジア国際政治史専攻

加地永都子[カジエツコ]
1940年東京生まれ。東京女子大学文理学部卒業。翻訳家。アジア太平洋資料センター(PARC)理事、日本ネグロス・キャンペーン委員会運営委員、ピープルズ・プラン研究所運営委員を務める。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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可兒

2
ソ連側史料の影響を受けずに書いているためか、作者が最初に述べているように日本とアメリカの責任を追及するスタンスのためか、かなり向こう寄り2016/11/01

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