目次
序章 戦争と植民地支配の責任に関わる出来事を振り返る―一九九一~二〇一〇年
1 戦争と植民地支配をどう記憶するか(箕面市遺族会は憲法にいう宗教団体である―箕面忠魂碑・慰霊祭訴訟最高裁判決を聞いて;政教分離原則、司法は厳格に ほか)
2 首相の靖国参拝は何を意味するか(橋本首相の靖国参拝と「私の心の中の靖国」の意味;靖国神社とは何か ほか)
3 国際社会の中の日本(国連は公正か、過信は避けよ;日本は国連PKOに参加してよいか ほか)
4 平和運動の中で(韓国の戦争犠牲者遺族と日本の遺族;「忠魂碑が崩れるのが見えるんだ」―神坂哲さんを想う ほか)
著者等紹介
三浦永光[ミウラナガミツ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学科卒業。東京都立大学大学院博士課程(哲学)満期退学。ハンブルク大学留学。高崎経済大学助教授、津田塾大学教授を経て、津田塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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