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目次
第1章 ひきこもりの理解と支援―人とつながり・社会とつながる支援方法論
第2章 年齢段階から見たひきこもり支援の実践・事例―多様な支援方法の柔軟な活用
第3章 ミニサポートチームによるひきこもり支援―当事者にも支援者にもたよりになるチーム支援の方式
第4章 ライフステージに対応したひきこもり支援―「ひきこもり状況」と支援課題
第5章 ひきこもる人のニーズの多様性と社会的支援―包括的支援の法制化を展望して
第6章 「青少年総合対策推進法案」および「子ども・若者育成支援推進法」をめぐって―「ひきこもり支援新時代」を展望して
第7章 ひきこもり支援をめぐるいくつかの論点―「ひきこもり支援論」の提唱をふまえて
著者等紹介
竹中哲夫[タケナカテツオ]
1941年生まれ。日本福祉大学名誉教授、日本福祉大学心理臨床研究センター研修指導員、臨床心理士。専門はひきこもり支援論、児童福祉論、臨床心理学。1965年、大阪市立大学文学部(心理学専攻)卒業。1965年4月、京都市児童院(現・京都市児童福祉センター)に赴任し、同院の情緒障害児短期治療施設・京都市青葉寮心理治療員、同じく、京都市児童相談所・心理判定員および児童福祉司を歴任。1982年、日本福祉大学に赴任、日本福祉大学社会福祉学部教授・大学院社会福祉学研究科心理臨床専攻教授などを経て、2009年3月、日本福祉大学退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
18
本著では、不登校とひきこもりの関連整理、ひきこもりの状態像の整理、ひきこもりの個別的支援の実際と地域・社会での支援のあり方(社会的支援)などについて研究された本です。ひきこもり問題を社会問題として捉え、「引きこもり支援論」として論じているところに特徴があります。ひきこもり問題は、当事者中心の視点から長期的視野を持って取り組むことが大切です。しかし、支援者の支援が無駄であるわけではありません。筆者は「ある種の友人」として支援者を捉えています。とても幅広く論じられており、勉強になりました。2015/03/19
ひろか
2
ひきこもりに関する本は少なくないが、『支援論』というスタンスのものはなかったように思う。 考え方や取組内容について細かく紹介されている。2010/08/17
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