内容説明
混迷するニッポン。自己崩壊する人びと。明治・昭和のニッポンは「美しい国」だったのか?カミ様、ホトケ様、天皇教なんでもあり?ニッポンの文化・伝統を根底から問う。
目次
第1部 「昭和」を撃つ(神仏習合の宗教;身分制度の成立;明治とはいかなる時代か;戦前昭和・戦後昭和を撃つ)
第2部(天皇制と日本文化についての覚え書;封建的遺制論批判と部落解放運動)
第3部(自己崩壊か、人間解放の道か;何を、いかに、すすめるべきか)
著者等紹介
高橋孝吉[タカハシコウキチ]
1942年1月、中国・南京で生まれる。早稲田大学第一政経学部入学。早稲田大学文化団体連合会(文連)事務局長。ベトナム反戦、日韓条約反対闘争などを闘う。早大全共闘の闘いで、抹籍処分を受ける。三派全学連書記長など学生運動の役員を歴任。東大安田講堂の攻防をもって学生戦線を引退。神奈川における部落解放県共闘、外登法(外国人登録法改正をめざす)連絡会議などの役員(事務局長など)を歴任。月刊総合誌『新地平』発刊以来編集委員。新地平社代表取締役。NGO組織である社団法人・神奈川人権センターの発足を進め、1990年に結成。以降、専務理事兼事務局長を経て、現在は非常勤理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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