世界ショートセレクション<br> 三びきのクマ―トルストイショートセレクション

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世界ショートセレクション
三びきのクマ―トルストイショートセレクション

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652202449
  • NDC分類 K983
  • Cコード C8397

著者等紹介

トルストイ,レフ[トルストイ,レフ] [Tolstoy,Lev Nikolayevich]
1828年ロシア・トゥーラに生まれる。領地の農民の教育に取り組む一方で作家活動を営む。独自のキリスト教的立場(トルストイ主義)を提唱し、私有財産を否定、反戦・悪への無抵抗を説いた。社会や芸術、教会への批判を展開し、道徳的な権威としても影響力を持った。1910年没

小宮山俊平[コミヤマシュンペイ]
1950年長野県上田市生まれ。県立上田高校、横浜国立大学経済学部卒業。フリーのロシア語通訳者(会議通訳・同時通訳)、ロシア語翻訳家

ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
1973年神奈川県に生まれる。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』で第6回MOE絵本屋さん大賞第一位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを『もうぬげない』で第26回けんぶち絵本の里大賞を『このあとどうしちゃおう』で第51回新風賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

120
表紙の絵も内容も全部愛おしい。悪魔は恐ろしく、神は厳しく優しい。読んでいるあいだずっと「主の祈り」の後半が頭にリフレインしていた。「…わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください」 特に「白海の奇跡 ~北方の三仙人伝説~」が好き。そう言えば、クマも、息子も、仙人も、3人だ。三位一体が関係あるのかな。信仰は関係なくとも、人生の教訓としてとてもいい短編たち。子供たちにも楽しいと思う。意味が伝わらなかったとしても。トルストイに今更ながら敬服。2018/04/28

yumiha

34
絵本『3びきのくま』は読了したんだけれど、本書はヨシタケシンスケの絵ちゅうので、読み直す。でもヨシタケシンスケの絵は、児童読み物なので、それぞれの章の表紙だけだった。最初の章「人ひとりにどれほどの土地が必要か」を読んで、まるでイソップのように教訓的だなあと思う。つまり、他者への愛には神が宿り、わが身可愛さには悪魔が宿るというロシア正教(だけかな?キリスト教そのものの考え方かな?)の色彩が色濃い。プーチン氏は、どう読むのだろうと余計なことを想像した。2018/11/04

アナーキー靴下

24
トルストイの作品8篇収録。ほとんどの作品が、神を愛し、兄弟を愛し、日々善き行いをすれば報われる、という指針を感じる寓話である。愛と堅実な労働を重んじるというのは普遍的な道徳であり、宗教観に関わらず教訓を得られる内容。登場人物が不幸に見舞われるのは自ら足を踏み外した行いをしたためであり、根っからの悪人などいない。この世から不条理を取り払った物語の世界は、「ただし摩擦はないものとする」試験問題のように、余計な要素がなければ道徳的に得られる解は一つだと示しているかのようだ。端的な訳文もとてもわかりやすく、良書。2020/09/09

おれんじぺこ♪(15年生)

22
トルストイとヨシタケさんのコラボ(笑)。読み友さんから教えてもらって借りた1冊。深いね…。行き着くところは【愛】なんだなぁ。LOVEではなく【愛】2018/04/04

ヒラP@ehon.gohon

20
「3びきのクマ」のお話は様々な絵本で知っているのですが、タイトルにひかれて手にしたこの本で、「三びきのクマ」は作品集の最後にちょこんと置かれていました。 その作品にたどり着くまでの作品は、キリスト教に裏打ちされた教訓が突き刺さってくるような作品ばかり。 硬さも感じるのですが、姿勢を正されるような内容の話ばかりでした。 「三びきのクマ」も教訓話だったのでしょうか。 堅苦しくなりそうな事を、読みやすい例え話にして、トルストイは教育者でもあります。 2019/11/03

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