出版社内容情報
★麻生総理が、東京の某書店で書籍4点を購入。本書はそのうちの1冊とのこと。
朝日新聞 読売新聞 2008.12.1の記事中でも紹介されました。
内容説明
日中戦争から現代まで激動の中、日本外交を動かした近衛文麿、昭和天皇、吉田茂、小泉純一郎など二十名の人物を通じ、日本の軌跡を辿る。戦争の負の遺産を抱え、貿易摩擦など多くの困難を乗越えた現代日本外交の歴史。
目次
1 戦時外交―日中戦争から太平洋戦争へ(近衛文麿―「現状打破」外交とその挫折;佐藤尚武―洋服を着た武士;松岡洋右―権力政治を泳ぎ損ねた大衆政治家 ほか)
2 講和と安保―占領期から高度成長の時代へ(吉田茂―戦後日本外交の基本路線設定;芦田均―新憲法の旗手から再軍備論の旗手へ;鳩山一郎―日ソ国交回復と国連加盟 ほか)
3 国際国家日本の苦悩―冷戦の激化と崩壊、そして新秩序の時代(田中角栄―「自主外交」の追求とその限界;福田赳夫―開花する対アジア外交と米ソ新冷戦の影;大平正芳―「保守本流」の使命感 ほか)
著者等紹介
佐道明広[サドウアキヒロ]
1958年福岡県に生まれる、1989年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得修了、現在中京大学総合政策学部教授・博士(政治学)
小宮一夫[コミヤカズオ]
1967年三重県に生まれる、1998年中央大学大学院文学研究科博士課程修了、現在東京大学文学部非常勤講師・博士(史学)
服部龍二[ハットリリュウジ]
1968年東京都に生まれる、1997年神戸大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、現在中央大学総合政策学部准教授・博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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