モノと子どもの戦後史

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642079716
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C1021

出版社内容情報

戦後、子どもの環境は大きく変わった。育児書片手の母親に育まれ、オムツは使い捨てに、母乳は粉ミルクへ、そして回虫は消えた。給食のパン・脱脂粉乳は米食や豪華なメニューとなり、校舎はゆとりある空間に、学習机は機能的に、制服もスタイリッシュになった。マンガやおやつは周りにあふれかえる。子どもたちの今を社会の変化とともに捉え直す。

★新聞・雑誌で続々紹介!

内容説明

戦後、子どもの環境は激変した。オムツは使い捨て、母乳は粉ミルクへ。給食は豪華メニューとなり、校舎は広々と。学習机は機能的に、制服もスタイリッシュになり、マンガやおやつがあふれる。子どもの今を捉え直す。

目次

1 子どもの身体をつつむ容れモノ(オムツ―生と死の間際の必需品;校舎―子どもの居場所 ほか)
2 子どもと大人の関係を紡ぐモノ(育児書―「親と社会」を映す鏡;制服―身体をつつむ意味 ほか)
3 子ども期を彩るモノ(写真―「子ども時代」を記録するモノ;わらべ唄―子どもが口ずさむモノ ほか)
4 子どもの身体をつくるモノ(母乳とミルク―赤ん坊の食べモノ;回虫―身体のなかの生きモノ ほか)

著者等紹介

天野正子[アマノマサコ]
1938年広島県生まれ、1973年東京教育大学大学院博士課程中退、現在東京女学館大学教授

石谷二郎[イシタニジロウ]
1949年兵庫県生まれ、1974年東京教育大学大学院修士課程修了、現在フリーライター

木村涼子[キムラリョウコ]
1961年愛媛県生まれ、1990年大阪大学大学院博士課程単位取得修了、現在大阪大学大学院助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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「モノと子どもの戦後史」読了。回虫の項の検便エピは想像を越える不衛生さで興味が湧きまくったwひとつの道具や物の変遷を見ても60数年で物凄く進化していく。私がいなくなって娘が高齢者になった頃の世の中はどれだけまた進化するのだろう。 2011/07/05

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