読みなおす日本史<br> 日本人の名前の歴史

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読みなおす日本史
日本人の名前の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642067652
  • NDC分類 288.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報

源・平・藤・橘、徳川、源太・平次・左近・権兵衛…。苗字・名前のルーツと多様な展開をわかりやすく軽妙に叙述する。日本人の姓は天皇から与えられた。同姓集団が拡大するなかで、地名や官職名などから名字が生まれた。実名(諱)は憚られ、役職・兄弟順などで呼ばれた。苗字・名前のルーツと多様な展開をわかりやすく軽妙に叙述する。

はじめに―名乗りの分解/姓名について(臣籍降下と賜姓/嵯峨源氏の成立/桓武平氏の成立/「源」か、「平」か/源平藤橘の成立/賜姓、改姓、復姓、貶姓/放氏と続氏/氏長者と是定)/名字と苗字(称号から名字へ/名字と名字ノ地/東国武士の名字と名字ノ地/御門葉と准門葉/姓名呼称の制限/本名字、複合名字、新名字/官職由来の名字/削名字と復名字/名字の授与と公称/苗字公称の自粛と免許/苗字の私有と公称の義務化)/実名について(動物名から麻呂・丸へ/嵯峨天皇期の大転換/改名・名簿奉呈、交名注進/偏諱頂戴と一字書出/一般庶民の名前)/おわりに―名前関係の近代化/付編 律令制官職と武士の名前/『日本人の名前の歴史』を読む…新井孝重

奥富 敬之[オクトミ タカユキ]
著・文・その他

内容説明

日本人の姓は天皇から与えられた。同姓集団が拡大するなかで、地名や官職名などから名字が生まれた。実名(諱)は憚られ、役職・兄弟順などで呼ばれた。苗字・名前のルーツと多様な展開をわかりやすく軽妙に叙述する。

目次

はじめに―名乗りの分解
姓名について
名字と苗字
実名について
おわりに―名前関係の近代化―
付編 律令制官職と武士の名前
『日本人の名前の歴史』を読む

著者等紹介

奥富敬之[オクトミタカユキ]
1936年東京都に生まれる。1971年早稲田大学大学院文学研究科史学専攻国史専修博士課程修了。元日本医科大学教授。2008年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

7
図書館にて。2022年のNHK大河ドラマ合わせで北条政子の学習伝記漫画が刊行されてるけども、『日本外史』では政子は「平氏」である。明治30年代の改正戸籍法まで、「夫婦別姓」ではあったそうな。ともあれ、近代戸籍の目的は徴兵や課税である。貴族は特別法により課税を免れる。現在のあれこれを考えると、宗教法人とかそんなとこかしら?▲嵯峨天皇から、童名、漢字二字の名前、系字、などが始まる。確認されてる初の童名は菅原道真の「阿呼」。2021/11/30

さとまる

6
面白い!内容的には名字についての話が8割近くを占め、名字とは公的には土地の所有を意味し、だからこそ領主ではない農民は私的な名字を名乗っていても公的には名乗れなかったとか氏や本貫地など様々な視点から語られる。一方で名前のほうは諱と幼名、仮名についてさらっと触れる程度で受領名・官途名・法名などは紙幅の関係で触れられていないのはバランスが悪く残念。名前に「仁」がつかない皇子は皇位を継ぐことが初めから期待されていないという私的には納得。2021/12/03

9rikaz00

1
源平藤橘からそれから派生した地縁による名字、現在では使われない通称や庶民の下の名前に至るまで網羅的に日本人の姓名について概説した良書。氏姓や通字に関しては某番組などでも繰り返し取り上げられ、人口に膾炙してきているが、それを一段掘り下げ他の氏名要素をもカバーしており「読み直す日本史」のタイトルにふさわしい2020/10/13

だちょう

0
面白かった。日本人の姓名は複雑と聞いていたけど本当に複雑。正倉院の名簿では庶民にも名字があるのに、江戸時代にはなくなるの不思議だと思っていたけど、なかったわけではなくて隠し苗字があったのか。幼名に~丸と下に見たような名前が付くのは、幼名に「捨」とかわざとよくない名前を付けて妖怪がさらわないようにする的な思想の流れなんだろうか?2023/11/21

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