歴史文化ライブラリー
陸軍登戸研究所と謀略戦―科学者たちの戦争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642057370
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0320

内容説明

陸軍登戸研究所関係者が明らかにする謀略戦・秘密戦の実態とは。最新の科学技術を駆使して研究・開発された風船爆弾・スパイ用兵器・偽造紙幣などの兵器。戦争に動員された科学者たちの姿から、戦争と科学の関係を描く。

目次

「謀略の丘」で考える―プロローグ
登戸研究所の誕生(陸軍科学研究所と秘密戦研究;登戸研究所の実態―研究内容と研究体制)
兵器の研究・開発と謀略戦(第一科の活動内容―物理学兵器の研究・開発;第二科の活動内容―生物化学兵器とスパイ用品の研究・開発;第三科の活動内容―経済謀略活動の展開)
登戸研究所と科学者たちの本土決戦と戦後(本土決戦体制と登戸研究所;敗戦と登戸研究所;帝銀事件と登戸研究所)
「負の遺産」としての登戸研究所―エピローグ

著者等紹介

渡辺賢二[ワタナベケンジ]
1943年、秋田県に生まれる。1968年、横浜市立大学文理学部卒業。法政大学第二高等学校教諭を経て、明治大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。