出版社内容情報
近代日本の外交官・政治家。ワシントン会議では全権を務め、後に外相として国際協調と中国内政不干渉を掲げた幣原外交を展開。満洲事変収拾に挫折し退くが、敗戦後首相に指名され日本国憲法の草案を発表した。幣原の生涯を、多彩な史料や新聞雑誌記事、議会議事録などを駆使して辿り、複雑な政治事情の中で貫き通した外交理念、信念を考える。
内容説明
近代日本の外交官・政治家。ワシントン会議では全権を務め、後に外相として国際協調と中国内政不干渉を掲げた幣原外交を展開。満洲事変収拾に挫折し退くが、敗戦後首相に指名され日本国憲法の草案を発表した。幣原の生涯を、多彩な史料や新聞雑誌記事、議会議事録などを駆使して辿り、複雑な政治事情の中で貫き通した外交理念、信念を考える。
目次
第1 おいたち―親の熱意と人の縁
第2 外務省入省と結婚
第3 日露戦争からワシントン会議まで―幣原協調外交の形成過程
第4 第一次外相時代と田中外相期
第5 満洲事変とその前夜―第二次外相時代
第6 満洲事変後から第二次世界大戦期まで―在野時代
第7 内閣総理大臣への就任と日本国憲法の誕生
第8 終戦直後の政党政治―政党政治家時代
第9 日本の外交官・幣原喜重郎―現実主義と理想主義のはざまで
著者等紹介
種稲秀司[タネイネシュウジ]
1974年に生まれる。2010年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。広島大学文書館客員研究員などを経て、國學院大學文学部兼任講師、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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