近世前期朝幕関係の研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 264,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034487
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

内容説明

徳川政権に適合するよう構築された朝廷内制度は、霊元・東山天皇の在位期に画期を迎える。天皇の意志を明確化する朝廷に対し、家綱・綱吉政権は統制を強化した。幕府の対朝廷政策を検証し、朝幕関係の実態を究明する。

目次

序章 近世朝幕関係の研究と課題
第1章 寛文三年近習公家衆の成立と展開
第2章 寛文三年「禁裏御所御定目」再考
第3章 京都所司代板倉重矩と寛文期の朝幕関係
第4章 議奏制の成立と寛文・延宝期の朝幕関係
第5章 延宝元年の公家処罰と法令の制定
第6章 寛文~元禄期の公家処罰と朝幕関係
第7章 天和・貞享期の京都所司代勤方心得とその変容
第8章 京都所司代土屋政直と貞享期の朝幕関係
第9章 近世朝廷の法制と秩序
終章 近世前期の朝幕関係