内容説明
伝統的な学説・方法から、最新の議論や事例までを網羅しています。事例には横浜、原宿などのまちづくり、上海やムンバイなど発展の著しいアジア都市の現状、阪神・東北の震災復興の動向まで盛り込んだ都市社会学の新しいスタンダードテキストです。
目次
都市社会学の問い
第1部 都市化とコミュニティの変容―都市はなにを生みだすか(都市社会学の始まり―シカゴ学派;アーバニズム―都市の社会的効果;都市生態学と居住分化―都市の社会‐空間構造;地域コミュニティ―その都市的形態と課題;都市と社会的ネットワーク―親族・隣人・友人)
第2部 都市の危機と再編―なにが都市を生みだすか(都市圏の発展段階―都市化・郊外化・再都市化;情報化・グローバル化と都市再編―新都市社会学からの展開;インナーシティの危機と再生―労働力の移動とエスニック・コミュニティの生成;郊外のゆくえ―均質から多様へ)
第3部 時間と空間のなかの都市―いかに都市とかかわるか(都市再生と創造都市―横浜;文化生産とまちづくり―渋谷区神宮前「裏原宿」;アジアの都市再編と市民―ソウル・上海・ムンバイ;ボランティアと市民社会―社会を動かす新たな主体;都市の防災力と復興力―現代都市が災害に向きあうとき)
著者等紹介
松本康[マツモトヤスシ]
1955年、大阪市に生まれる。1984年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。名古屋大学文学部助教授、東京都立大学大学院都市科学研究科教授などを経て、立教大学社会学部教授。元日本都市社会学会会長(2003年9月~2007年9月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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