内容説明
アーキテクチャ論のコンセプトの明快さ、徹底した国際的フィールドワーク、個性と統合=共同研究のかもしだす醍醐味、成功と敗北のストーリーの豊かさ、厳しい現実突破への強いインプリケーション。日本企業の将来を決定づける問題に徹底したResearch Mindで挑む、シリーズ第4弾。
目次
第1部 アジアものづくり経営の枠組み(ものづくりの国際経営論―アーキテクチャに基づく比較優位と国際分業;東アジアにおける製造業ネットワーク―アーキテクチャから見た分業と協業 ほか)
第2部 アーキテクチャの産業分析(液晶テレビ・パネル産業―アジアにおける国際分業;携帯電話産業―中国市場にみるアーキテクチャと競争構造の変容 ほか)
第3部 アジア企業の競争戦略(台湾企業:米国企業とのモジュラー連携戦略―台湾パソコン産業とインテル;韓国企業:アーキテクチャの位置取り戦略―サムスン電子グループのブラウン管テレビの事例 ほか)
第4部 日本企業の戦略展望(インテグラル型企業のグローバル組織統合―HDD産業における日米企業の経営革新から;アーキテクチャ論から見た日本企業のポジショニング戦略)
著者等紹介
新宅純二郎[シンタクジュンジロウ]
東京大学大学院経済学研究科准教授
天野倫文[アマノトモフミ]
東京大学大学院経済学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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