東京大学ものづくり経営研究シリーズ
ライセンシング戦略―日本企業の知財ビジネス

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641163034
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C1034

目次

第1章 ライセンス・ビジネス概論(二つのきっかけ;経営学的な五つの視点 ほか)
第2章 経営戦略としてのライセンシング(ライセンスとは;ライセンス交渉のプロセス ほか)
第3章 技術移転の考え方(研究資金と特許の帰属―技術移転の先進国米国;技術移転とTLO ほか)
第4章 ライセンス紛争とLinuxの奇跡(Linuxの奇跡;Linuxの奇跡が起こる舞台設定1―UNIXライセンスをめぐる攻防 ほか)
第5章 ソフトウェア・ライセンスと開発スタイル(バザール型ソフトウェア開発のロジック;オープン・ソースの定義 ほか)

著者等紹介

高橋伸夫[タカハシノブオ]
1957年生まれ。東京大学大学院経済学研究科教授

中野剛治[ナカノコウジ]
1977年生まれ。東洋大学経済学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くりりんワイン漬け

1
日本に限らずhardware開発販売を中心に行ってきたアジア特に日本、韓国、台湾の共通課題として、今後の知的財産ビジネスにおけるライセンシング戦略の指向を考えるには、良本である。 とくに高橋先生の執筆された第一章「経営学的な五つの視点」は抑えるべき経済的効果と課題を一度に把握するにはよい。2013/12/31

0
著者が経営畑のため、経営戦略的説明と法律的用語説明がしっかりとされている。ライセンシーとライセンサーの関係とロイヤリティ・フィーの説明などは非常にわかりやすかった。日本と米国の特許関係やソフトウェアの開発に関して戦略立てて書かれている。複数のライセンス契約に関する記述が少ないのとライセンサーの大小がどのような結果を生み出すのか数値も入れてほしかった。2014/02/26

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